応募者向けの企業紹介動画を作りました

その名も「10000%LOVE」

よかったら、見てください。

なぜ、このような動画ができたのか…。

経緯は次の通りです。

とある大学の企業説明会に参加することになり、そこで、

「1分の企業紹介動画を作ってください。」

と大学側から言われました。

最初は、ちゃちゃっと会社の中を撮影したり、私がなんか話したりすればいいかなと思ってました。

で、Youtubeで「企業紹介動画」とか「リクルート動画」とか検索したところ、いろいろな会社がヒットしましたが、なんか全部似たような感じだったんですよね。

テンポの良い、景気のよさそうな音楽が流れ、きれいなオフィス、働くスーツの人たち。そんで、社長さんの

「イノベーションを起こしていく」

とか

「DXで改革していく」

とかそんな話があって、右肩上がりのグラフ。

…。

で、似たような動画じゃいけないな、と強く思ったんですよ。

 

弊社は大きい会社ではありません。中身を見れば、他社に劣らないと私は思っていますが(`・ω・´)、知名度・安定度・社員数で他社に大きく引けをとるのは事実です…。orz

なので、弊社はいつも、採用にかかわる宣伝は、オリジナリティを強く打ち出す、目立つということを重視しています。

今までも、バチェラーっぽいやつブルゾンちえみ風魔法少女まどかマギカ とかですね、大きい会社には逆にできないことを打ち出してきたつもりです。

 

で、動画も個性を出していきたいと。

会社で採用にかかわる人たちで会議をしまして、動画の案を募りました。

その中で、「ゲーム風」という案が出まして、なんかピンとひらめいたんですよん。

作る手間が少なくて、ゲーム風。

弊社の誇るものと言えば、人材です。なので、それをフィーチャーして、いわゆるギャルゲー/乙女ゲー風の動画にしてみては、と。

残念ながら弊社は男性が多いので(>_<)、結果乙女ゲー風になりました。

応募して来る方も、95%は男性なので、本当はギャルゲー風にしたかったです。

 

今回、この動画は私が脚本やデザインを作りました(笑)

立ち絵は新入社員のS君、各社員さんの切り抜きは新人アルバイトのD君がやってくれました!

S君の立ち絵のチョイスがよい、と評判です⊂(^-^)⊃

 

制作期間が1週間ぐらいで作らないといけなかったのと、私の中に相当イメージがあったんで、頼むより早いかなと思いまして。

学生時代、私は「ときめきメモリアル」略してときメモというゲームが大好きでした。全員攻略してましたし、館林さんとか伊集院さんとかも攻略してました。
姉も私以上にはまってまして、ときメモのぷよぷよとかまでやってましたからね…。

女なのに、はまるという、ああいうゲームの力ってすごいですよ。ほんに。(アンジェリークとかも好きでした)

なので、その画面イメージってすっごい頭の中に残ってたんですよね~

10000%LOVE みなとみらい

最初、もっと気軽に作るつもりだったのが、なんか興が乗ってしまい、選択肢画面とか、いろいろ作っちゃいました。動画を作るのが、好きなんですよ。

また、動画って最終的な調整にめっちゃ時間がかかって、いつも思ったより納期がかかるんですよね。

BGMとか、誰も聞いてないのかな~と思いながらも、最終的に何回か変えたりしてこだわったりしてると、当初の予定より相当時間がかかりました。(´ω`)

10000%LOVE みなとみらい選択肢

もしよろしければ、下記をポチっとして、中身を見てみてください。

内容は、結構真面目に会社のことを紹介しています。私も出ます。はずかティー!!(*ノωノ)

10000%LOVE タイトル画面

私、まばたき多っ。(そんなことは世界中で私しか気にしてないとは思いますが)

いや、それにしても、前も書きましたが、会社の社員さんがこういう会社のコマーシャルに出てくれるって本当にありがたいことですよね。

出演者の4名には感謝しかありません!!ありがとう~!!!(*ฅ•ᗜ•*)

 

そして、もしよかったら「いいね!」を押してやったり、シェアして頂けると有難く存じます。

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負け美女だからテレビに出てほしいといわれた話

2016年のことになるのですが、以前、TBSの番組に出ないかと言われたことがあります。

ちょうど、会社でシリコンバレーに行ってたんですが、その間に会社に電話とFaxが来てたみたいです。

企画書を制作会社の方が会社に送ってくださったんですが、なんとそのタイトルが

「負け美女 50人」
wwwww

負け美女。

 

すごいですよね。このたった4文字で、

「昔は美人でチヤホヤされてきただろうけど、今は誰も振り向かない哀れな女」

ということが込められてますよね。

インパクトあるし。

美女って言われてるだけいいのかな???(´ω`)

いや…これは違う…

節子…これはドロップやない~。

 

で、テレビの制作会社さんからのお手紙に

「東大を出て、会社社長で、まだ結婚できてない後藤様は、まさしく負け美女ですので、ぜひテレビに出てください」

って、私がいかに世間から見て負け組かということが書いてありまして、めっちゃ笑いましたね。

「好きか嫌いか言う時間」という番組でしたが、同時に東大卒特集もするので、後藤さんはそっちも同時に収録させてほしいので、逸材ですみたいなことも書いてあったな(笑)

 

まぁ、当時、5年前は私も39歳で結婚してなかったですが、全然、自分が負け組とか思ってなかったんですよね。

結婚しない、ということは自分が選んできたことだったので。

それより、会社をなんとかしようと日々そればっかりでした。

当時は超貧乏という状態は脱出したにせよ、まだまだ経済的に苦しい時だったと思います。

個人の問題であれば、お金の状態なんていうのは減ったり増えたりするものなので、それもそんなに気にしていませんでした。

ただ、社員さんはそういうわけにもいかないでしょうから、社員さんに出す給料や社会保険料とかビルの家賃とか、つまり資金繰りに頭を悩ませる毎日でした。

 

 

それでも、当時は毎日楽しく過ごしてたんですよ。(今も毎日楽しく過ごしてますが)

負けとか、まったくそういう自覚なかったんですよね。

多分、そういうヤツほどやっつけ甲斐があるんでしょうね。

「あなたはノホホンと生きているけど、世間では負け組なのよ!!!
さぁ、今すぐ自分の敗北を認め、後悔し悔し涙を流すがいい!!!」

みたいな感じですかね。

まぁ、そういう娯楽があることは、理解はできます。

それにしても、ネットの海から私をよく探し出したな…。

 

で、

「会社名を出してくれるならテレビに出ていいよ。」

と返事をしたんですが、それは無理ということだったので、別に出るメリット何もないのでテレビさんには出なかったです。

 

なんで5年も前の話を今更したのかというと、先日この話を友達にしたところ、結構ウケがよかったんですよね。

当時これを書いたら、

「結婚できない人が悔しまぎれに言ってる~ m9(^Д^)プギャー」

みたいに言う人もいるだろうなとも思ってました。

そういう結婚至上主義で、結婚しない=結婚できないとしか思えない人には、何を言っても通じないのをよく知ってます(笑)。

 

失敗を若者がめちゃ恐れる時代と言われますが、テレビやSNSなどの影響はあると思うんですよね。

上述のような、失敗した人を取り上げて、こんな風になっちゃいけない、こんな風になったらみんなから哀れに思われて笑われる、みたいなテレビ番組が多かったらそうなっても仕方がないんじゃない。

 

誰かにバカにされるのは、確かに腹の立つことです。

私だってめちゃくちゃ腹が立ちますし、傷つくし、半年は忘れませんね(笑)

 

しかし、人生が終わる時になったら、

「世間の王道を選んで、バカにされずに済んだ人生だったな~」

と満足して死ねるのでしょうか?

私はあんまりそうは思わないですね。

そんなことより、自分がやりたいことやるのが一番だと思います。

去年、旅行先の知床での写真

 

「USJを劇的に変えた、たった1つの考え方」という本を読みました

「USJを劇的に変えた、たった1つの考え方 成功を引き寄せるマーケティング入門」

という森岡毅さんの本です。

しかし。

以前読んだ「マーケティングとは『組織革命』である」とほぼ内容がかぶっていて、あんまり新しい話はありませんでした…。

「マーケティングとは『組織革命』である」という本を読みました

マーケティングって本当に大事ですよね。

 

すごい秘密をお話します。

弊社では、

「配送会社のための『ODIN リアルタイム配送システム』」

と弊社製品を定義しています。

これねー、昔は『誰のための』を定義していなかったんですよ。

「こんな機能がありますから、ほしい人が選んで買ってください。」

というやり方でした。

全然売れていませんでした。

ある日、私はマーケティングということに本気で取り組みました。本を何冊も読んで勉強しました。

そこで言われていたのが

「誰のためのものかを定義しろ!!」

ということでした。

で、

運送・配送業のための『ODIN リアルタイム配送システム』」(当時はSmart動態管理という名前でした。)

と定義しました。

それまでは、いろんな業界に売っていたので、運送・配送業という業界に絞ることが、最初は怖かったです。

それ以外の業界の人に売れなくなるんじゃないかと思ったんです。

しかし、この定義づけをしてから、売れ出したんです。

お客様にわかりやすかったんです。

そして、開発する側も、開発すべき機能を絞り込むことができました。

 

なので、マーケティングは勉強する価値があることだと大実感しています。

 

さて、長くなっちゃいましたが💦、この本で私がこれは覚えておきたいなと思ったことは

①「顧客が本当に喜ぶもの」と「顧客が喜ぶだろうと作り手側が思っているもの」は必ずしも一緒ではない
作る側の間隔は、消費者から最も遠ざかることを意識する

②「技術力」だけじゃダメで「マーケティング力」と両方が必要

③最も重要な経営資源は人

ですね!

 

で、私は「マーケティングとは『組織革命』である」という本を先に読んでいたので、あまりインパクトを感じなかった部分もありますが、普通に見れば読みやすく、大変勉強になる本です。

マーケティングが仕事の人だけでなく、なにがしかの利益団体にいる人には参考になる情報があるかと思います。

オススメの本です!

弊社の社外メンターさんを紹介します

弊社では、福利厚生の一環というか、社員さんの満足度向上のために、キャリアコンサルタントの方に社外メンターになってもらって、半年に一度社員さんの面談を行ってもらっています。

皆さんのキャリアビジョンとか、そういったものをお聞きしたり、相談に乗ったりするのに、社内の人間だけだと力不足なところがありますからね~。

株式会社フェアネスコーポレーションの代表でいらっしゃいます、金子社長にお願いしています。

金子社長

他にも、面接のご支援などを頂いております。

これも、いろいろとズバズバと聞いていただいて、面接とはこうやってやるものなんだな~ といつもすごいな、と思っております。

もう長いもので、かれこれ9年ぐらいはやって頂いているのではないでしょうか?

弊社の社員さんの離職率が低いのも、金子さんのおかげはあるのではないかと思っています。

 

また、私自身のことや、会社のことなど、主に労働環境のことを相談に乗って頂いているのですが、いつも的確な助言を頂いております。

個人的にも尊敬する方です!

お嬢さんと大変仲良しでいらっしゃいます。

 

以上、弊社の社外メンターさんのご紹介でした。

【プログラマー向け】社内勉強会を行っております

Kくんの発案で、2月から、不定期に弊社の社内のプログラマーさん向けに勉強会を行っています。

講師は有志。

なんですが、弊社のデベロップメント課の皆さん(プログラマーのチーム)は大変意識が高いので(`・ω・´)

全員がやってくれました!⊂(^-^)⊃

なんとM君は2月~5月で2回もやってくれました。スバラC。

皆さん、やっぱりプログラマーになろうという人は勉強が好きなんですね( ˊᵕˋ )

学ぶことって楽しいですよね~。

私も、日々これ勉強ですし、何かを教えてもらえるってありがたいことです。感謝ですね!

勉強にプラス、社内の人たちが、

「あー、こんなこと考えてるんだ」

とか共有してくれるのは、なんか新鮮な驚きや発見があります。

 

今後も続けていきたいと思います。

弊社では、現在プログラマーと営業を募集しています!

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ライフスパン 老いなき世界 という本を読みました

いや、すごい本に出会いました。( ゚Д゚)

この本を読んだきっかけは、中田敦彦さんのYoutubeで紹介されていたことです。(そればっかじゃん(笑))

「ライフスパン」という本の名前があんまりキャッチーじゃないと思います。タイトルからあんまり何のことかわかりませんよね。

なぜ、年を取るのか。それをどうしたら防ぐことができるのか。

という話です。

私、こういうことにめちゃくちゃ興味があります。(`・ω・´)

健康は、常にポートフォリオの一番上におく。

それが私のポリシーです。

お金があろうと、彼女・彼氏がいようといまいと、家があろうとなかろうと、ブランドものに囲まれようとも

健康がなければ意味がない。

当たり前ですよね?

 

私は高校生まで祖母と暮らしていました。高校生までというのはそのころに祖母が亡くなったからです。

晩年、祖母はアルツハイマー病にかかりました。家でずっと暮らしていて、介護は大変でした。

亡くなる数年前からも、

「入れ歯だと何もおいしくないにゃー。(猫語ではなく名古屋弁)もう死にたいにゃー。」

「どこにも出かけられんのは楽しくないにゃー。死にたいにゃー」

とぼやいていました。「死にたい」と言われるのは辛いことでした。

まぁ、明治生まれの祖母は80歳まで生きたので、大往生と言えるでしょう。

 

一方、父は肺がんで65歳を迎えず亡くなりました。

亡くなる半年前に

「半年後に死にますよ。」

と告知され、ぴったり半年後に亡くなりました。タバコをこよなく愛していたので、当たり前の結末ではあったのでしょう。

半年間の苦しみ様はかなりひどかったです。精神的苦痛・肉体的苦痛、繰り返される抗がん治療。

半年後に自分が死ぬとわかっている世界はどんなものでしょうか??

自分以外の人には半年後にも世界があるのに、自分にはない。絶望ではないかと思います。

私の正直な気持ちを言えば、父がかわいそうでした。父自身はそう思われたくなかったと思いますが…。(みんな、タバコやめようね)

そして、このようには死にたくないと考えることが多くなりました。

特に、がんで亡くなるのは辛いと思います。

今、コロナのことを毎日ニュースで聞きますが、がんで亡くなる人は毎日どのぐらいいらっしゃるのでしょうか。

2019年で約37万人もいらっしゃるそうです。単純に365で割ると、1日1013人の方が亡くなっています。

 

年を取ると飛躍的にがんにかかる可能性が高くなるそうですね。

で、老化という話に戻ってくるわけなんですが。

要は、がん・心臓病・ほかいろいろな病気の根源に、老化がある、ということなのです。

確かに、私の祖母の晩年も、糖尿病・アルツハイマー、あらゆる病気が押し寄せてきていました。

言われてみれば、当たり前なんですが、この本のすごいところは

「老化は晩年の病気の根本原因である。そして、それは治せる。」

ということを、著者のデビッド・A・シンクレアさんの研究成果などとともにこのような仕組みでこうなっている、と書いてくれていることです。

で、その中身なんですが、優しく一般の人にもわかるように書いてくれているわけではなく、めっちゃ専門的なんですよ。(笑)

DNAが~ とか DNAとはそもそもどうやってできていて とか そこから細胞が細胞分裂するメカニズムがどうたらこうたら

なんですが、この本のすごいところは、それをデビッドさんがどういう思考をたどって、どういう研究をしたからそこに行きついたのかというドキュメンタリーや自伝調になってて面白くされているところなんですよ。

「地球に最初に生まれた生命体は、一体どのように生き残ってきたのか?!」

とか興味ありすぎませんか?

まぁ、他の人がどう思うかわかりませんが、私は科学が好きなんで、楽しめました。⊂(^-^)⊃

 

年を取らないことを夢見ることは、なんか悪いことのようにずっと言われてますよね。

手塚治虫の「火の鳥」でも、大体悪役が望むことですよね(笑)

善なる人々はそんな夢を見ないものだと。

その辺も、多分、シンクレア氏は耳にタコができるほど言われてきたのでしょう。

その辺もめっちゃ書かれてます(笑)

未経験者可!営業さん募集開始

未経験者可で営業さんの募集を開始しました!

採用情報

未経験者さんは、契約社員1年やっていただいて、適性を見て正社員へ、という流れになります。

業務は、「ODIN リアルタイム配送システム」の営業です。

ITに興味のある方!横浜で働きたい方!

特に、こんな方を募集しております。

コミュニケーション能力が高い人

「何かを察してほしい」というのではなく、自分で発言できる
 困った時には誰かに相談できる

柔軟で新しいものを追いかける好奇心

– 常に変化するIT業界は、一つのものに固執する、こだわりの強い人には向いていない。

知らないことは知らないと言える、学習能力の高い人

– IT業界は常に勉強することが多い分野。「無知の知」を大事にできることが必要。

責任感の強い人

– 困難にぶつかったらすぐに何かを放り出したり、他人のせいにするのではなく、自分の責任で自分の仕事をできる人。

弊社の理念と目標に共感し、長い視点で仕事ができる

 

興味のある方は、ぜひ下記の方法でご連絡ください(`・ω・´)

入社式を行いました

昨日は4月1日、日本武道館で300人の新入社員を迎えて入社式を行いました。

 

…と言いたいところですが、実際は普通に会社の会議室で新卒の新入社員を迎えて入社式をしました。(´ω`)

なんとなんと、去年度面接を行った人数は…

154人!!

でした。

下記の投稿を書いたときは、まだ80人だったんですが、

新卒さんの採用面接と内定を行った件数を発表します

それから74名も面接したんですね…。(つД`)

その話はいずれするとして。

その中で選ばれたS君が入社されました!パチパチパチパチ。

弊社を選んでいただいて、ありがとうございます。m(_ _)m

 

入社式に、一応私から新入社員さんにメッセージを伝えました。

 

S君は自分で会社ややる仕事を選んで、今ここにいますよね。

それを忘れずにいてほしい。

いつの間にか、「やらされている」にならないように。

そして、仕事を楽しくする秘訣の一つは、全力でやることです。

片手間にやってることは、面白くないんですよ。思い出にも残らないですし。

周りに流されて、ぐちぐちいう、土日しか楽しくない社会人にならないでください。

そのあと、うちの社員の皆さんの自己紹介や新入社員さんのためになる話を一人ずつしてもらいました。

柱合会議みたいでよかったです!( ˊᵕˋ )

 

さて、去年度はうちの会社にとって、ターニングポイントともなるべき年でした。

・年商〇円を突破

・会社が移転

・社員さんで初めて皆勤賞を受賞する方が出た

よかった×100。

これも、ひとえにいつも弊社製品をご愛顧いただいているお客様、パートナーの皆様、スタッフの皆様、応援してくださる皆様のおかげです。

感謝申し上げます。

 

しかし、順調そうな時ほど危機が迫っているものです。(`・ω・´)

色々とやらねばならないこと、やりたいことが山積み…。

今年度も皆様のお役に立てるようにがんばります。

社員一同、よろしくお願いいたします。

 

 

 

「エリック・エヴァンスのドメイン駆動設計」を読みました

いやー、私が紹介するまでもなく、有名な名著だと思いますが。

ほんっといい本。

しかし、超読みにくい。

翻訳のせいもあるのかもしれない。

分厚いのもありますが、7月から読み始めて、なんと8か月もかかりました。(´ω`)

 

ぜひ、プログラミング始めて3年目ぐらいの人たちに読んでほしい。

プログラミングというのは難しいな、と感じ始めた人たちに読んでほしいです。

特に、内容は自分がかかわらない分野の業務システムなどを作るプログラマーにとって必要な知識があります。
とはいえ、C向けのプログラムでも大切な内容も含まれています。

内容は豊富すぎるのですが、あえて私が注目したことをまとめておくと

①その業務分野のプロの話をよく聞くこと。

②言葉の定義をちゃんとする(ユビキタス言語)
〇〇さんの開発しているあの機能とか言わずに、ちゃんと名前にする
そして、共同作業するプログラマー全員がその言葉をちゃんと理解する

③モデルをちゃんと作る
モデルというのは概念。概念がちゃんとしていないと、よいプログラムにならない
ここで、①が重要になってくる。その業務分野のプロの話していることをちゃんと理解して、何が重要なのかをつかむことが大事。

④ソフトウェアを常に進化させ続けるために、しなやかな設計にする
作らないことにはわからないことが多すぎる。(本当に)
常に前進するのを恐れない。

 

特に、私が衝撃を受けたのは③ですね。

モデルとは概念なのだ!!

プログラミングとは、概念を読んでわかるようにすることなのだ!!

 

もうね、ヘレンケラーが

「Water!!!!」

と叫んだような衝撃ですよ。

そういわれればそうなんだけど、地球が大きすぎて見えないように、それに気づいてなかった。

私の今までやってきたプログラミングは小手先だったなと感じました。( ゚Д゚)

やりたいことをやるためにプログラムが存在し、将来の自分やチームメイトがわかりやすいようなコードを志してやってきてましたが、そうか、概念か。

 

逆に言うと、プログラミングをしていて、はっきりしてくる概念もあるわけです。

この体験を最近しまして、今弊社で「ODIN リアルタイム配送システム」にある機能をつけているのですが、そこで、なんか仕様がモヤモヤしているところがあるわけですよ。

コードを見ると、配列でいろいろif文を駆使してなんとかやっている。読むのが大変なやつです。

で、ドメイン駆動設計の考え方に基づいてクラス設計をやり直したら、驚くほどコードがすっきりしまして。

そしたら概念がクリアになったので、仕様がすっきりしました。

そしたら、弊社のソフトウェアが持つ特徴、他のソフトにはなく、うちがお客様に届けるべき価値も明らかになりました。

 

というわけで、杏寿郎、お前もドメイン駆動設計(DDD)をしてみないか。

おススメの本です。

「NO RULES」世界一「自由」な会社、NETFLIX という本を読みました

きっかけは中田敦彦さんの動画でこの本が紹介されていたことです。

Netfilixという会社の、経営に関する本ですね。

 

正直に言いますと、セクション1は面白かったです。

私自身、今は解約しちゃったけど、NETFLIXが好きだったんですよね。

「全裸監督」とか、地上波では今や絶対見れない作品で、ザ・エンタメという感じと挑戦があってよかったです。

そんなNETFLIXさんの経営にはかなり型破りなところがありまして

 

①スター以外にはやめてもらう

②業界で一番の給料を払う

③経費規定もないし、休暇規定もない。自由だ~!!

④お互いにフィードバックをしあう。悪いところも率直に指摘しあう

⑤凡庸な結果しか出さない人にはやめてもらう

 

というのが主なところです。

①の話は私には相当インパクトがありました。

NETFLIXが景気が悪くなったときに、リストラをしたそうです。そこで、

・仕事ができない人

・仕事ができるけど、嫌みなことを言う人

・仕事ができるけど、マイナスなことばかり言う人

の3種類の人にやめてもらったそうです。

そしたらどうなったかというと、めちゃくちゃ会社が仕事しやすくなり、よい会社になったそうです。

うへぇ。

いや~、これねぇ~ 正直なところ、そうだろうとは思いますよ。でも、それを実践して、本にまで書いてくれたことに拍手。なかなかできないことだと思いますから。

外国ではどうなのかは知りませんが、日本って、大体の人が仕事に文句ばっかり言ってますよね。

自分で選んだことなのに、不思議なのですが。

で、仕事に後ろ向きな人々が多いのでマヒしていますが、本来、やっぱり愚痴ばっかり言う人と仕事していて楽しいはずもないし、自分のモチベーションもそがれてしまいます。

そのマイナス効果の絶大なことがわかったわけです。

また、「仕事ができるけど嫌な人」っていますよね。誰もが

「はぁー、あの人いなくなってくれないかな…。」

と思いながらも、「仕事ができる」という理由で放置されている。そういう人も、いなくなったほうがいいんですって。チーム全体の生産性が上がるからです。

 

④お互いにフィードバックをしあう。悪いところも率直に指摘しあう

ですが、例えば「あなたのこういうところがよくない。」といつでも、どこでも率直に指摘することだそうです。

うへぇ。

これは、①によって、チーム内に「仕事ができる、いい人」しか残らなかったから成り立っていることだそうです。

 

元ヤクルトの監督だった野村さんの名言に

「一流のやつにしか怒らない」

というのがあります。

人の批判を受け入れることは、一流の人間にしかできないし、一流の人間はそれをもって飛躍するということです。

私も大いに同意します。

 

批判する側もスタープレーヤーなので、ただ単に人をバンバン批判したいだけの人はいないのがミソ。
人の悪いところを批判したいだけの人は、やめさせられるそうです。

 

しかしな~。

日本ではこれは無理じゃろ。

アメリカでも、難しそうな気がしますね。カミソリの刃の上を歩くようなバランスが問われるのではないでしょうか。

とはいえ、NETFLIXが大成功しているので、このやり方はアリなんでしょうか。

 

私は経営に関する本は、自分の会社に何か取り入れることができないかと思って読むのですが、結局のところ、NETFLIXのやり方で会社に取り入れたいと思えるものは次の二つぐらいでした。

・情報を開示する(財務情報など これはかなり前から取り組んでいます)

・上司を喜ばせるために仕事をしないように、部下に徹底させる

これ以外は、あまり私の作りたい会社とは違うなという視点で読んでました。

それで、後半はあまり読む気がしなかったのはあります。