広告に携わる人、特にキャッチコピーを書く人にはお勧めの本です。
弊社では、広報部とかありません…。
広告は、リスティング広告と新聞広告を行っております。
誰が広告を考えているのかというと、私や社員さん、が考えています。
広告をどう書くべきか。
それは企業にとって永遠の課題なのではないでしょうか。
で、この本は実践的なことがいっぱい書いてあります。
「私がピアノの前に座るとみんなが笑いました。でも引き始めると—!」
というのは伝説的な広告らしいです。
いや、すごいですよね、コレ。
この一文の中に、なんか夢とか希望とかつまってるじゃないですか。それでいて、ピアノの広告だってわかるじゃないですか。
いや、天才が作るキャッチコピーとはこういうことか…。
とはいえ、じゃあ天才コピーライターじゃないとダメなの?
ということではなく、凡人が普通に実践できることが書いてあります。
私が思う、この本から得て実践したいことは
・見出しには「得になる」ものを必ず盛り込む
・明るい面・プラスな面を見てから書く
・○○な方法 で書く
・価格はなるべく書く(皆さん一番目を引くのは価格らしい9
・ビジュアルにはキャプションをつける
・わかりやすい表現を使う
・写真もわかりやすく 人の顔の写真などはよい
・具体的なコピーにする 9万7482人がこの製品を買った のほうが、約10万人がこの製品を買った より説得力がある
・相手に呼びかける 「ドライバーのみなさん!」など
・ドラマチックにする 「涼しくぐっすり眠れる方法」→「涼しくぐっすり眠れる方法 熱帯夜でも平気」
・どう言うかより、何を言うかが重要
・とにかく広告はテストする そして、効果のあるものを残す
です。
最後のやつが一番重要でしょうね。
しかも、現代では、特にリスティング広告とかは、これを勝手にやってくれますから。
便利な時代になったもんです。( ˊᵕˋ )
広告だけではなく、例えば採用とかもそうですし、社員さんへ話すときも、心掛けられることだと思います。
これね、書いたジョン・ケープルズさんは、1900年生まれです。
私のタイプミスじゃないですよ??アメリカで、1932年に原書が刊行されました。
しかし、現代も変わらない説得力があります。ほんとすごい。