以前、
というマンガをTwiterで紹介したことがあったんだけど、この単行本が出た!というので、早速買ってみました⊂(^-^)⊃
サレンダー橋本さんという作者さんですが、こ、これは10年に一人の鬼才だ!と思うマンガ家さんです。
いつか、このマンガについては別の機会に語るとして…
「新入社員よ 窓際を目指せ」
というマンガは、給料をもらうなら、なるべく働かずもらうべし、という新入社員の話です。
ほんと、「社畜」とか「働いたら負け」という今の世相をよくとらえてますが、そのひとくだりにスマホを見ている若い社員に
「僕は賢いから…給料以上は働きません ってか?顔に書いてあるぞ!」
というシーンがあります。
あー、わかるわかる。
「なぬっ、け、けしからん~ グギギ」
というだけでなく、なんとなく、最近の大企業の危ないニュースなどと合わせてピンと来たことがあるので、書いてみます。
もちろんなんの根拠もないので、調査と検証はどなたか経済学の博士さんなどがしてくれると嬉しいですね!!
たとえば、ここの自分の給料分しか働かないと思っているA君がいるとする。
A君の給料は、月給35万円。
ということは、社会保険料が6万円とちょっと。
労働保険料、雇用保険、A君の利用するスペース、共用部分の不動産の賃料、A君の仕事道具、A君の給料などを算出するために業務委託している税理士さんや社労士さんのコスト、A君の業務を円滑に進めるために、他の人が働いているコスト、A君の使う備品代… などなどなど
を考えると、めちゃラフな計算で月額60万円ぐらいがA君のコストになってるわけですねー。
ということは、35万円しか働かないと、もう25万円も毎月赤字が生まれてるよ~
ということですよねっ。
もちろん、社会人なら、自分の給料の倍ぐらいの金額が自分のコストなことは知ってたとしても、んじゃーA君が
「僕は60万円ぐらいしか働かないぞ!周りの社畜とは違うんだ!」
と言って60万円分だけ働くとしますよね。
すると、絶対に黒字にはならないわけですね!
それに、世の中には絶対にライバル会社もいます。ライバル会社のB君は
「僕は100万円ぐらい働くぞ!」
と思っていると、ライバル会社の方が成長するのは明らかです。
すると、会社全体の業績が悪くなり、やがては60万円分ぐらいの給料も出せなくなるわけですよね。
先日、とある一昔前の優良企業の方3人とお会いしました。
いかに自分が副業していて仕事していないか、いかに自分が仕事していないか、自分がどれだけ会社のお金で遊んでるかの自慢のオンパレード。( ゚Д゚)
その人たちの会社、今、非常にやばいらしいんですけどね。
体質が変わらなきゃ、しょうがないよな~ としみじみ思いました。
仮説なんで、真偽はともかくとして…
何よりも、自分にリミッターかけるなんて、つまらないことだなって思いますけどね!