会社のイベントで御殿場のアウトレットに行ってきました

半年前のことですが(笑)

会社の創立記念日のイベントで、御殿場のプレミアムアウトレットへ行ってきました!!

弊社では、毎年10月2日の創立記念日を祝してなんかイベントをやるんですが、社員さんの意見と投票によって毎年内容を決めております。( ˊᵕˋ )

今年は、御殿場のアウトレットへ行って、「さわやか」のハンバーグを食べようというイベントになりました。

S君とA君の運転でGO!

アウトレット着いた!

めっちゃいい天気で富士山がよく見えました!( ˊᵕˋ )

秋の澄んだ空に富士山!目にご褒美がすぎる!!

気概

パチリ

富士山っていいですよね!

 

今回はこういうイベントからも足が遠のいていたTが参加してくれたのは嬉しかったですね( ˊᵕˋ )

とはいえ実は私、あんまりアウトレットで買い物しないんですよね…。

なんか、アウトレットってサイズ大きくないですか??

なので、ちょっとブラブラ見てからは、かなり富士山を眺めてました。

富士山みたいに何があっても動じない人間になりたい…。

さて、待望の「さわやかハンバーグ」!

好き嫌い別れるって聞いたんですが、私は大好きでした!

おいしかった~( ˊᵕˋ )

ハンバーグの好みで言えば、やわらかいやつより、肉感あるほうが好きなんで!

温泉入りました!気持ちよかった~

楽しかったです!

会社でこういうのやるって今更ですが、ちょっとプレシャスなことだと思います。

会社の皆さんがお付き合いいただけるということがありがたいですね!!( ˊᵕˋ )

皆さんに感謝です。⊂(^-^)⊃

そして、運転してくれたS君、A君はさらに幹事も運転もしてくれてありがとう!

 

去年ハワイに行った話(後編)

ハワイに行った話(前編)の続きです。

次の日はコンドミニアムタイプの場所に連泊。
キッチン、お風呂が付いてる普通のマンションみたいなところに泊まるわけです。ホテルじゃないので毎日掃除はついてません。
でも、こういうところってリーズナブルなんですよ。別に汚くないしね。
海外旅行というと、ホテルを選択する方が多いかと思いますが、こういうところは安いしいいですよ!(ただ、鍵がどこにあるのかわからず難易度は高かった)

さて、やってみたかったことがあります!
いつも海外旅行に行くと、見たことない珍しい食材を見ても、食べれないで終わってません??
最近は国内への食料品の持ち込みに対して厳しいですしね。

なので現地で現地の食材を料理して食べてみるのを一度やってみたかったんですよ!
決行!
というわけで、スーパーに行き、ステーキ用の肉と野菜などを買ってみます。

肉。でかああい!説明不要!

物価もたかああい!当時は1ドル140円ぐらいで本当に高かったです。(今は156円。一体どこまで上がるのか)

小さいキッチンがついているので、料理できる。

謎の野菜。ステーキと一緒に炒めたらおいしかった!

 

その夜はステーキにしたんですが日本のスーパーで買う肉よりなんか美味しく感じました。
次の日ステーキの残りの脂などを使ってチャーハン作りましたが、これも私史上一番美味しいチャーハンでした。

チャーハン。おいしく見えないと思いますが、めっちゃくちゃおいしかった( ˊᵕˋ )。

 

なんだろねー、この玉ねぎ代わりに入れた野菜がいい味出してるのか、にんにくが美味しいのか??
水の相性がいいのか?

お寿司も美味しかった。
以前、イタリアのナポリに行った時に、現地の人に
「何がおすすめですか?」
と聞いたところ
「スシ」
と答えてもらったんですが、行かなかったんですよね。
日本人が、海外に来て寿司はなかろうと。だって、日本でいくらでも美味しいお寿司食べれるじゃん。
でも、食べてみたらよかったな、と後で後悔しました。

なので、今回はお寿司食べてみます。

結論を言います。
ぜひ、海外でもお寿司食べてみてください。
日本で食べるお寿司とはちょっと違う、でも美味しいお寿司が食べれます。

マグロの上に唐辛子が乗ってる、その名もGod of Fire。でも、これめちゃおいしかった!

動物園に行ったり

ホノルル動物園。コモドドラゴンを見ました。

目がなんか怖い鳥

虎。

マノアの滝というのを見に行きました。

マノアの滝。道中、ちょっとジャングル感あって面白かったです。入っている人もいる。パワスポらしい。ご利益があったかどうかは不明。

古の古代兵器が隠されている場所。

2マナ 1/1 人間。

 

ショッピングしたり

KAI COFFEEというこのコーヒー屋さん、めっちゃ美味しかった!コーヒー好きな人にはお薦めです。パンもおいしい。( ˊᵕˋ )

コーヒー大好きなんで、ここぞとばかりにコーヒーを飲みまくる。ハワイはコーヒー有名ですからね!!

サーフボードってあるだけでおしゃれだけど、これだけあるとおしゃれのメテオ

海に行ったり

日焼け止めを塗るのが嫌いなので、紫外線対策は帽子か日傘が多いです。あんまりよくないのかな。

ダイアモンドヘッドが見える

ワイキキビーチ!

この色合いめっちゃ好き

いろんなところに食べに行ったり

一杯3000円ぐらいする日本のラーメン。これは日本の方が絶対おいしかった(笑)

ハードロックカフェ 天井にギターがいっぱい飾ってある!!(。゚ω゚)

やはりギターを持ったらイングヴェイポーズ

旦那氏がマジックザギャザリングが好きなので、カードショップに行ったり

海馬くん!カードショップの入り口に置いてあって嬉しくなっちゃった!( ˊᵕˋ )

カードショップ店内。遊戯王も人気だそうです。遊戯王って世界で一番売れたトレーディングカードゲームなんだって。

 

夕焼けを見ながら、早い時間からワインとか飲んでいると、心から幸せだな…と感じました。

ほぼ砂浜でディナーができるのがすごい。

 

なんか、海外旅行に行った時、幸せを強く感じる瞬間があります。
「そりゃー、海外旅行に行ったらお金もかけてるし、美味しいものばっかり食べたり、楽しいことばっかりしているから当然だろう!」
って思うかもしれませんが、それだけではない気がします。
楽しい、というのと幸せを感じるというのはちょっと違うんですよね。

私にも当然嫌なことは日々ありますが、それが海外に来ることによって俯瞰できるからなのかもしれない…。
と思いました。

最近、よく聞く話が、幸せを感じられるのは遺伝が50%で、行動によるものが40%、環境が10%だそうです。
「幸福度の50%は遺伝、10%は環境で決まる」では残り40%は…心理学の研究が明かす驚きの”幸福度の円グラフ”

なので、「お金を持っている」とか「結婚している」とか「彼氏・彼女がいる」とかそういうことって幸福度にそれほど影響を与えないというのが証明されつつあるらしいです。

もちろん、大変優しい良い旦那様がいて、悩みを話せる友人がいて、会社のスタッフもいい方ばかりで幸せなんだと思いますけどね。
周りの皆様にはいつも感謝しても足りることはありません!
ありがとうございます。⊂(^-^)⊃

 

旦那氏の誕生日祝いでルースクリスというお店で、トマホークというステーキを食べました!!

ワンピースとかに出てきそうな骨付き肉!!かなり大きいけど、二人でペロッと食べれるぐらい美味しかった!

はぁぁー 美味しかったー!

というわけで、オアフ島を満喫できてとっても楽しかったです。

最初の日に聞いた
「ハワイで何を食べても日本の方がおいしいですからね~」
というのは、そんなに感じませんでした。
もちろん、日本の外食の方がレベルが高いとは感じます。
ですが、選べば美味しいものがある!

それか、このコメントされた方は、多分、お金持ちだと思うので、海原雄山みたいに日本でも私が普段食べるものよりレベルが違うものを食べているのかもしれませんけどね( ˊᵕˋ )

去年、ハワイに行った話(前編)

忙しくて旅行関連全然かけてなかったのですが!ちょいちょい書いていきます。( ‘ω’ )

去年の8月に、ハワイへ行ってきました!
私の一生の夢… 色々あるけど、そのうちの一つに
「ハレアカラへ行く!」
というのがあります。

ハレアカラというのは、ハワイのマウイ島にある大きな山で、2001年宇宙の旅という映画の中で月面のシーンが出てきますが、そのロケが行われたというので有名な場所です。
ぜひ、その月のような場所に行ってみたいと思いまして、やっと今回行くべし!!ということになりました。

が。。。
旅行の三日前。
ホテルをBooking.comを通して予約してたんですが、そのホテルから
「ホテルが燃えてなくなったので来ないでくれ。違うホテルを紹介するよん。」
というメッセージが来ました。

「え?」
と思って検索したところ、マウイ島で山火事が、というニュースがかろうじて出てきました。

が、この時はまだ日本であまりこのニュースが広まってないころで。
なので、まだのんびりしていて違うホテルを紹介してもらうかー、とか思って上記のメッセージに返事したところ、返事がない。

そのうちニュースも入ってきて、マウイ島の山火事が大変なことが徐々にわかってきました。
「どうしよどうしよ」
と旦那氏とオアフ島だけにするか、それとも旅行自体取りやめるか、右往左往して迷ってました。
ちなみに、現在でもマウイ島の火事で家を失った方々はホテル暮らしなどだとネットで見ました。
災害の被害にあった方には心よりお見舞い申し上げます。

私個人はハワイは二回行ったことがあるので、オアフ島だけというのはな~
(実は社員旅行で2018年に行っている
と思ったんですよね。
オアフ島ってショッピングってイメージあるんですけど、私はあんまり海外でショッピングしないほうなんですよ。
でも、旦那様も仕事が忙しくて長期休暇はお盆とかにしか取れないので、勿体無いから行くか、という結論になりました。

というわけで、マウイ4泊+オアフ3泊のはずがオアフ7泊の旅になりましたが、出発ー!!

ホテルも1日前だったのですが、Booking.comで一応見つかりました。

さて、ホノルル空港について、街中へ行くのに方法がよくわからず、その辺にいた乗り合いバスのようなものを利用。
中に日本人夫婦の方がいたので、話しかけてみました。

ご夫婦「私たち、ハワイが好きで10回もハワイに来てるんですよ。ハワイ初めてですか?」
私「(旦那氏は初めてなので)はい!10回はすごいですね!
オススメのレストランとか教えて下さいよ!」
ご夫婦「いやー、何を食べても日本の方が美味しいですよ。」
…。

10回もハワイに来ている方が仰るのなら本当なのであろう。
「いやー、何を食べても日本の方が美味しいですよ。」(エコーがかかりリピート)
しかし、目の前が暗くなるような気がした…。

街中につき、ホテルに荷物を預けたら、ご飯へGO!

ワイキキのビーチ

これぞハワイ!という風景が広がる

ショッピングモールのフードコートでご飯。
唐揚げが入ったポキ丼というものを食べました。

唐揚げとマグロのポキ丼

 

唐揚げとマグロという2大スターの夢の共演!!!
美味しくないわけがない!!!
がっ…!!
絶望的に、まずかった(笑)

v2みたいに、やはり夢の2大スター共演はうまくいかないようだ。
マグロと唐揚げは死ぬほど相性が悪く、他にもパイナップルとワカメと枝豆とフリカケみたいなのが全部が不協和音を奏で、本当にまずい。(笑)

旦那氏が頼んだエビバーガーもめちゃまずく、先程の
「何を食べても日本の方が美味しいですよ〜」
という声が頭の中でリフレインするのであった。

ご飯が終わり、街の中をブラブラしてみるととにかく大きなショッピングモールがいっぱいあります。

 

ワイキキビーチ近くのメインっぽい通り。この日はお祭りがあったらしく、屋台が並んでいた。

前述もしましたが、私はあまり海外で買い物をしないんですが、お店をブラブラ見るのは楽しいですね!

で、ショッピングモールの中をブラブラしていると、鬼滅の刃のイラストがめっちゃある店が!!

このお店の人は炭次郎が好きそう

何のお店かというと、VRのお店だった

一生懸命シューティングゲームをやる私。楽しかった!

 

 

その後屋台で食べた豚串はめちゃ美味しかった!
よかった!ハワイにも美味しいものは存在している!!!

豚串を焼いている屋台

 

さて、夜中。ホテルの近くでクラブがいくつかあるらしく、そこから爆音で音楽が流れてきて、めちゃくちゃうるさい。

1日前に予約できたホテルなので仕方ないのか…。
時差ボケで寝れないのもあるけど、疲れてるはずなのにうるさくて寝れない(泣)
仕方ないので、旦那氏と様子を見に行きました。
すごいのが、クラブがうるさいだけではなく、クラブの前にたむろしている人々が色んなスピーカーを持ってて、爆音でそれぞれ好きな音楽をかけている。
「俺のオススメを聞け!」
ということなのであろうか…??さすが自由の国だ。

ちなみにクラブの下にあるお店でピザ買ったらかなり美味しかった(*^^*)

深夜のおいしかったピザ

次の日はハレイワという場所にGO!

トラックが屋台になっている。ここのガーリックシュリンプ有名らしい。

ガーリックシュリンプ。めちゃくちゃおいしかったー!!

お店がかわいい。アメリカンな感じの色とか好きですね。

かき氷(シェーブドアイス)はハワイでめっちゃ流行っているみたいで、ここで食べている人が多かった

 

とにかくお店がかわいいですね!
でも、この辺はレンタカー借りて来るべきです。我々はUber で来て、徒歩で回ったので結構キツかった!!

なんかかっこいいイラスト

ハレイワの海。きれいだけど、風が強かった。

こういうタイプのシャワーフォトジェニックですよね

My husband.

夜ご飯食べたところ。こういう家の造りってアメリカっぽくっていいですよね!こもおいしかったです( ˊᵕˋ )

 

移動については公共のバスがめちゃ安く、そして便利です!

公共のバス。安い。GoogleMapで見れば行き方に迷わないので便利!

この日は古い昔の民家のホテルに泊まったんですよ。
お風呂の電気がつかなかったりしました(笑)。

ゴゴゴゴゴ

 

でもアメリカンな古風な家って可愛らしいですよねー(^o^)
風と共に去りぬとか、赤毛のアンとか大好きだったので、ちょいテンション上がりました。

オールドアメリカンな感じがよい

ゴゴゴゴゴ

ゴゴゴゴ。サイコに出てくる家みたいですよね。その観点で見るとちょい不気味。

 

後半に続きます!

「ちょうぜつソフトウェア設計入門」という本を読みました

ちょうぜつソフトウェア設計入門」。

うちのプログラマーS君が

「おススメですよ!」

と言ってくれたので、読んでみました。

結論→よい本です!

かわいい絵がついていますが、中身は本格派!

普通に技術的なとっつきにくい話が展開されていますが、かわいい絵がついていることにより、とっつきやすい感じになっているのがすごい。

プログラマーの初心者向けというよりは、中級者、2年目とか3年目の方が読むとちょうどよさそうです!

 

ソフトウェアの設計って本当に大事ですよ。

この前、XにPostしたんですけど、一番大事なのはDBの設計ですが、次に大事なのは、クラス設計だと思ってます。

ただ、クラス設計についてまったくわからずにプログラミングをしている方も多くいると思います。

別にわからなくてもできるし、ソフトウェアは動くからです。

しかし、設計についてわかってやっている方が、他の人の開発が早くなるし、バグも少なくなります。

その逆も真です。

また、クリーンアーキテクチャーの一番内側に近い部分の設計がダメだと、技術的負債が膨れ上がります。

外側に近いほうはダメでもまだなんとかなるのですが。

 

この本は、いろんな手法をある程度の深さまで紹介してくれる点で優秀だと思います。

ぜひ、設計をちゃんとやってみたいという志がある方は、この本を読んでみてください!( ˊᵕˋ )

 

以下、私が読んでよかったなとか知らなかったことなどをメモしておきます。

①パッケージ原則

ちゃんとパッケージに分けましょう。

②オブジェクト指向とかSOLIDとか

オブジェクト指向の紹介と、SOLIDというソフトウェア設計の原則について紹介されています。

SOLIDは次の原則たちの頭文字です。

・Single Responsibility Principle 単一責任原則

・Open Closed Principle 拡張に対してオープン、変更に対してクローズドであるべき
この本の中で
「洋服をいっぱい着てというのはいいけど、痩せろとか胸を大きくとかは難しい、というのに似ている」
と紹介されていて、このたとえはわかりやすいな!と思いました。

・Liskov Substitution Principle リスコフの置換原則

・Interface Separation Principle  単一責任原則のインターフェース版

・Dependency Inversion Principle 依存関係逆転原則

 

ちなみに、SOLIDとは別で「デメテルの法則」というのが紹介されていて、すごい重要と思わないですが、これに名前がついてたのか!というのを知らなかったのでメモしておきます。

詳しくは下記を読んでいただきたいですが、
デメテルの法則を厳密に守るにはどうすればいいの?

現場ではこうなってるプログラムっていっぱいありますよね。

$this->car->getEngine()->start();
$this->car->getEngine()->getheat();
$this->car->getEngine()->getVoilder->getId();

 

みたいなやつ。

いや、もうEngineクラスに書きなさいよって。でも、書いてる時は夢中で書いちゃうから気が付かないんでしょうね。

③テスト駆動開発やデザインパターン

 

スタブとかモックとかをあんまり使い分けていなかったので、大変参考になりました。

・スタブはテスト用の疑似オブジェクト 仮に期待通りの答えを得たとしたら、を仮定するダミーオブジェクト

・モックは使われ方を検証するための疑似オブジェクト(呼び出し回数とかをちゃんとチェックする)

 

④アジャイル開発

 

アジャイル開発とは何か、というだけではなく、ソフトウェア開発の歴史が書いてあって、非常に参考になりました。

私の師みたいな人がよく

「歴史を知ったほうがいい」

ってよく言ってるんですが、その意味がよくわかります。

ウォーターフォールについて、一般に誤解があることもわかりました。

ドキュメント偏重とか、SIの歴史なども勉強になりました。(o_ _)o))


 

それにしても、ソフトウェア開発って苦労することばっかりですよね。

世に目を向ければ、ソフトウェア開発の失敗のニュースがよく飛び込んできます。

日本のシステム開発が少しでもよい方向に行ったらいいなと思います!

 

さて、弊社でも新卒・中途でプログラマーを募集しています!(営業も募集中)

ソフトウェア開発、設計とか考えてやりたいと思っている方がいれば、ぜひ弊社に応募してください。

イチから教えます!(`・ω・´)

応募はコチラから!

ちょうぜつソフトウェア開発設計入門を手に持つS君

 

「ハッカーと画家」という本を読みました

この本はどっかで読んだ本に紹介されていたのと、タイトルにいつも私が考えていることに共通することがあったので、手に取りました。

多分、プログラマーをしている人には普通に面白い本ですが、私にとって衝撃を与える、思い出に残る一冊になりました。

ハッカーと画家 コンピューター時代の創造者たち

ハッカーと画家

「普通のやつらの上を行け」という帯が若干恥ずかしい(笑)

 

まず、ハッカーという言葉に「物騒だな」と思われたかもしれませんが、これはここでは「優れたプログラマー」という意味で使われています。
「エンジニア」という広い意味ではなくて、「プログラマー」ですね。
著者のポール・グレアムさんという方は、後のYahoo!Storeとなるソフトウェアを作り、ベンチャー創業者として大きな成功を収めたことで知られる方、だそうです。

 

①アメリカ人はどうしていいプログラムを書くのか

 

冒頭の「メイド・イン・USA」という章にのっけから衝撃を受けました。
「アメリカ人はどうしていいプログラムを書くのだろう。」

どひゃー。これは、私もずっと考えてきたことなんですよね。私も日本人ですから、よく言われる
「日本ってさー 何かを改善するのはうまいけど、クリエイティブなものを作るのは苦手だよね~」
ってやつ、ほんとムカつきますよ。(アニメとかゲームとかはクリエイティブなもの作れてると思いますしね)

一瞬話はそれますが、私が会社を作った目的は
「日本にGoogleみたいな会社を作る」
ということなんですが、それは
「なんで日本にはソフトウェアの世界的に有名な会社がないんだろう??」
と思ったことが理由です。

車や車の部品を作ることはうまいのに…。

本書の抜粋ですが、
「米国人は一度何かをしたいと思い立つと、それがうまくできないんじゃないかとか、世間的に角が立つんじゃないかとか、そういうことを気にしない。
何かしたくなったら、ナイキのコマーシャルみたいにするんだ。Just do it.というやつだ。」
映画やソフトウェアはこれでうまくいく、だそうです。

まだ抜粋が続くんですが
「「几帳面」なんて言葉は、優れたプログラマがソフトウェアを書く仕事ぶりからは最も無縁なものだ。
コードはピラミッドみたいに、慎重な計画をしてから苦労して組み立てていくものではない。
(どうして日本ではよい車が作れるのかという話で)日本人の文化に、デザインと職人の仕事を尊ぶところがあるのが重要なのだと思われる。…彼らは、ものをうまく作ることに取りつかれているんだ。」

うわー。
職人を尊ぶ文化は、よいソフトウェアを生み出すのには向いていない
と言い換えていいと思います。

さて、プログラマーとは、「職人」なのか。「芸術家」なのか。
日本では、「職人」に近いと思っている人が多いと思います。
きめ細やかな仕事、整理整頓されたコード、素晴らしいアーキテクチャー。

ここで、職人と芸術家を私なりに定義してみました。
・「職人」→ 過程にこだわり、例えば「裏側を見せてもキレイ」とか「細部もめちゃくちゃちゃんとやってある」にこだわる
・「芸術家」→ 成果物にこだわり、「裏側はぐっちゃぐちゃ」、「細部はメインの引きたて」

確かに、日本は「職人の手仕事」が大好きで尊ぶところがあると思います。
それがカッコイイと刷り込まれて生きています。
プログラマーは「芸術家」なのか、「職人」なのか。

非常に定義が難しいです。
そして、私が思う「職人」と「芸術家」の最大の違いは
・「職人」 → 他人が指定したもの、あるいは期待したものを作る
・「芸術家」 → 自分が作りたいものを作る
だと思います。

プログラマーと一口に言っても、仕事や会社によって全然変わってくると思います。
受託開発・SES・Sier・下請け企業のプログラマーさんは圧倒的に職人でいることを求められると思います。
自社開発でやってる会社さんでも、企画は企画部がやって、プログラマーは完全に職人でいることを求められていることがあります。
弊社は、プログラマーさんも仕様を考えて実装するので、芸術家の割合が高いです。
ちなみに、これは職人がいいとか悪いとか、職人さんをディスする話ではありません。
何より、「ご飯を食べていく」ことを考えれば、普通に芸術家は職人よりも貧乏であることが多いですからね(笑)。

でも、ポール・グレアムさんの主張に確かにそうなのかもな… と思ってしまいました。
「職人を尊ぶ文化は、よいソフトウェアを生み出すのには向いていない」
というのは私の会社を作った目的に対するヒントを与えてくれるものでした。

②常識を尊ぶ人はハッカーに向いていない

 

これもなんかわかるなって感じでした(笑)。
「ちょっと変人だな」
という人が優秀なプログラマーには多いものです。(その逆は真ではないけども)

他大多数の人と同じことがしたいと思っている人が、同時に革新的なことを生み出せるはずはないのです。
品行方正・成績優秀な優等生が優秀なプログラマーかというとそうではないんですよね。
「口にできないこと」「異端であること」には価値がある、「道徳には流行がある」なども考えさせられました。

優れたプログラマーは画家に近い

 

わかる~。本書の抜粋で
「優れたソフトウェア設計者は、建築家がエンジニアではないのと同じように、エンジニアではない。
ハッカーは、画家が絵具に関する科学を理解するのと同程度にコンピューターサイエンスを理解していればよい。」

そうなんですよ。よく、
「文系だからプログラマーとかなるのは無理です。」
みたいなことを言う人はいるんですが、それはおかしいんです。

なぜなら我々がやっている仕事のほとんどが、現実という複雑な事象から、何かを抽象化して抜き出すことだからです。
それが画家のスケッチに近いと言われれば、そうなのかもしれない。
何か絵を描くときに、いきなり細部から描けませんね。

「作家や画家や建築家が作りながら作品を理解していくのと同じで、プログラマはプログラムを書きながら理解していくべき」
わかる~。
だから、上流工程とか下流工程、とかが分かれているプロジェクトってうまく行かないことが多いんですよね。
そして、スケッチというのは、書く練習が必要なんですよ。
優れた芸術作品というのは才能ではなくて、膨大な書く練習の上に成り立ってます。

ピカソとか、15万作も作ったらしいですからね。
経験から言っても、プログラマーはいっぱい書いたほうがいいです。

私も、プログラマーの新人に、
「うまくコードを書いてくれ。」
と言いません。
「とにかくいっぱい書いてね。」
と言います。

そして、書いただけではダメで、できれば誰かに継続的に使ってもらうことが必要だと思います。芸術というのは他人に評価されてなんぼだからです。

「多くの企業はハッカーにエンジニアたれと強要する。それがよくない。」
確かに、プログラミングをしていて思うことは、プログラミングに必要な能力って、エンジニアに必要な能力とちょっと違うんですよ。

ただ、あんまりこんなことを言う人はおらず、大体
プログラマー=エンジニア
と世の中で理解されているように思います。

この話も、いずれ別のところで語りたいなと思います。

④サポートはプログラマーと密にやる

 

これはですね、弊社でも意識していることだったので、ポール・グレアムさんの会社でもそうだったのかと思って嬉しかったです。
抜粋&要約ですが
「大企業ではユーザーサポートはユーザーの機嫌を取るためのものだ。ユーザーから電話がかかってくると、サポート部門は決まった形式にそれを入力し、時間が経ってからそれをプログラマのやることリストに加える。
Viaweb(ポール・グレアム氏の会社)では、ユーザーからバグ報告があがってきて1分もたたないうちに、サポートスタッフはプログラマの横に立っていて、プログラマが
『あちゃー、これはバグだね』
というのを聞いている。」

うちもですね、ODINの開発にあたり、同じような体制でやってます。(`・ω・´)

ODINのサイトに書いてあるんですが、
「サポート担当者と、システム開発者が机を並べ、緊密に連携を取って迅速にお客様へのご質問にお答えします。どうぞお気軽にご相談ください。」。
こうすることが、お客様の満足度を上げるだけでなく、よいソフトウェアを作ることにつながっていると感じています。

 

⑤ベンチャー企業について

 

「ベンチャーはほかのベンチャーと同じことをやっていてはいけない。ベンチャー企業の平均的な成長とは、すなわち、つぶれてしまうということだ。」
うう そのとーりで肝に銘じないといけないですね。

 

うわ、めっちゃ長くなっちゃった。

でも、この本についてまだ書ききれないぐらいです!

 

「超」入門 失敗の本質という本を読みました

「超」入門 失敗の本質
https://amzn.to/3TBZr0k

元々、「失敗の本質」という本があるらしいんですけど、それをもっと簡単にして要約してくれたのがこの本だそうです。

簡単に言うとこの本は、

「日本がアメリカに負けた…

その原因って、現代にも通じるところがあるよね~ 反省していこうね~」

という話です。

 

私は第二次世界大戦の話が好きなんですよね。

ちなみに三国志とかも好きです。キングダムも好きです。

戦争の話って現代の企業やいろんな組織に通じるところがあって、結局何かの目的を達成しようと人が集まれば、人間関係や組織のことが問題になってくるんだと思ってます。

第二次世界大戦と三国志って時間的に1500年ぐらいの経過があるんですよ!

1500年の人類のテクノロジーの進化ってすごいと思うんですが、戦争・失敗・すれ違い・組織の問題って、第二次世界大戦の話も三国志の話もあんまり変わらない気がします。

つまり、テクノロジーが進んでも、人間の本質って変わらないんだろうな~。

では本題なんですが、本の内容でよかったな~ と思うことを抜粋していきます。


①戦略が大事

 

「戦略とはつまり指標」

というのがすごい刺さりましたね~。

日本軍が追いかける指標がバラバラだったのがよくなかった。

ノモンハン事件、ミッドウェー、レイテ海戦、インパール作戦など、大本営からの戦略がなかったのでバラバラな意思決定をしてしまったので敗北につながったという話です。

また、ホンダがアメリカでスーパーカブをヒットさせた話も例に上がります。

ホンダはもともと大型バイクをアメリカで売りたかったのですが、たまたまホンダの社員がスーパーカブという小型のバイクをアメリカで乗っていたら、アメリカ人がとても興味を持ってくれたというヒントからスーパーカブを売り出して大ヒットとなったという話です。

ただ、筆者はこれもたまたま勝利しただけで、再現方法がわかっていなければ再現できない。

体験的学習で新戦略を察知したことは再現しづらい、と書いています。(辛口だなぁ…)

再現力が大事、というのはその通りとは思います。

 

②ゲームのルールを変えたものが勝つ

 

まず、日本軍は個人技能の精錬に頼りすぎという話。

日本軍のパイロットが敵の飛行機を打ち落とせるように猛特訓しても、アメリカは敵に当たらなくても爆発するVT信管の開発により、それを上回ってしまったという話。

いや~ わかりますね。なんというか、日本人ってやっぱり精神主義というか、侍がカッコイイというか、何か一つのものを収斂してその道の達人になることが、すごいカッコイイことなんですよね。

でも現実の戦争においてはそれは大して役に立たなかったという話。(>_<)

当たらなくても爆発する、という爆弾の開発により、「がんばって敵にあてたものが勝つ」というゲームのルールが変わってしまったという話です。

日本人はこれが苦手だよね~ と言われると悲しい気持ちになりますが それをおしてこの本を読んでいるわけですから、続きを行きますとアメリカはどうしてこれができたのかというと

ヒト、技術、運用 の創造的破壊ができてたからできた、ということでした。

③新しい指標を作って古い指標をひっくり返す

 

②と似たような話にはなりますが、
・戦場の勝敗を決している指標を見抜く

・敵が使いこなしている指標を無効化する

・支配的だった指標を凌駕する新たな指標で戦う
ことが大事。そうしないと、やみくもに同じことを繰り返して敗北してしまう。日本軍が最初のうちは白兵銃剣主義で勝利していたのですが、そのうち巻き返されてしまった話が載っています。(´ω`)
ダブルループ学習で、そもそも問題の設定自体が間違ってるのでは、と見直すことが大事。
また、米軍はレーダーを活用して、日本軍の奇襲などを後半戦では防いだ話は有名ですが、日本でもレーダーは開発されていたそうなんですよ。しかし、海軍は

「そんなものはいらん!」

と一蹴してしまったそうで。。。今考えるともったいない話ですよね。

④人事の失敗が組織を敗北させる

 

迅速な行動力と勝利への執念がある人を高く評価するべし、だそうです。

この本では、日本軍では結局大きな作戦に失敗した将校も特にその後責任を取らされたりしなかったので、論功行賞がうまく行ってなかったという話が載っています。

いや~ 私も、実は人事で失敗をしたことがあります…。

人事の失敗ってなかなか取返しがつかないんですよね。

その反省を胸に刻まないといけないなと思いました。(´ω`)

⑤現場の情報を活用する

 

アメリカ軍の戦闘機を作った会社の社長が真珠湾まで来て、ゼロ戦と戦ったパイロットにインタビューした話などが載っていました。

ゼロ戦って最初はすごかったんですよね。「風立ちぬ」とか好きな映画です。

ただ、防火性能を高めた戦闘機、1対1でゼロ戦と戦わないようにした戦術などの前にだんだん負けるようになってしまったというのは悲しい話です。

 

⑤場の空気に支配されない

 

これも、日本あるあるな気がしますね。(´ω`)

外国にももちろんこういう場面があるとは思いますが、日本人って本当に空気ばっかり大切にしてますよね~。

ここでは、戦艦大和が沖縄に出撃するときに、そんなことは作戦としては普通に見て悪い作戦だ、と反対意見を言おうとしていた将校が、参謀に

「海軍がここまでやるんだから」

という一言を言われて、それなら仕方ないですねと一瞬で引き下がってしまった逸話が載っています。

何かを強く主張して、後で恥をかきたくない、人に合わせておけばラクという側面も感じられます。

また、例えば

「靴を脱いだ時に揃えない人はダメな人」

とかそういう少しの情報で大局を判断してしまうのはよくない、という話も載っています。

私も常々仕事の場で「空気を読むのがよくない」と思ってます。

もちろん、仕事の場で、ということであって、お葬式でいきなり大声で笑いだすとかそういう配慮のなさはよくないです。

仕事で大事なことを決める時には、コミュニケーションすること、反対意見があっても反対意見も聞くことが大事だと思います。

今はSNSとか動画で、

「ヤバい人を見抜くたった一つの特徴」

とか

「ブラックな会社を見抜くたった一つの特徴」

そういうの多いですよね!

こういうのって、こういうタイトルや中身だとPVが伸びるからこういうタイトルになっているだけなんですよね。

たった一つの特徴だけで全体を判断するのが人気なのは、簡単なことだからだし、依存性があるからなんですよ。

でも、長い目で見るとあまりよくないという話ですね。

 


以上なんですが、侍の話をした時にちょっと連想したことがあります。

日本のプログラマ界も、今少し白兵銃剣主義の世界に近くなってきている気がします。

「つよつよプログラマー」という言葉に代表されるように、個人技が大事、スキルさえ磨けばなんとかなるというのがちょっと目立つ気がしますね。

私自身もプログラマーですし、「つよつよプログラマー」にもなりたいという気持ちは当たり前に必要だし、組織の構成として強いプログラマーさんがいたほうがいいと思いますが、ビジネスという戦場でそれがどれぐらい大切なことなのか、一旦振り返ったほうがいいかもしれません。

いくらすごいプログラマーが何人もいても、戦うべきところを間違えていたら、結局勝利しないと思います。

ちなみに、似たような本で失敗の科学という本がありまして、こちらもおススメです!

 

 

人狼みたいな面接

さて、弊社で今は新卒と中途の採用を行っています!

中途採用、めっちゃ応募頂いています!

ありがとうございます!!

いや、うちの会社ってやっぱり人気あるな(笑)人手不足ってよく言いますけども。

面接で忙しいです(笑)

本当にありがたいことです。┌o ペコッ

 

しかし、最近思うことがあります。

中途の採用すると、必ず前職をやめた理由をお聞きします。(聞かない会社はないと思うけども)

その時に

「前職に不満はないんですよ。不満があって辞めるわけではないので」

って言われる人が多くなったんですよ!

なんかですね~ 『転職を成功させる』とか『面接の極意』とかで

「転職の面接で前職の不満を言うのは絶対NG!!言うにしても、ポジティブに言うこと!!」

とかって書いてあるから皆さんそれをそのまま信じてらっしゃるんでしょうか。

 

もちろん、本当にプログラマーを目指したいとか、IT業界に入りたいとかとか、引っ越しとか、出産で仕事を辞めたとかで前職に不満がない場合もあると思いますけども。

 

私は前職の不満、全然聞きたいですよ。本当に退職につながった理由をお聞きしたいです。

そして、志望理由もそんなに着飾った理由でなくてもいいです。

「御社の理念に共感して!」

とおっしゃいますけども、(まぁ弊社の理念が素晴らしいのはさておき)、これも転職エージェントが作ったまとめサイトのマニュアル通りだったりするんですよね。

その人が思う本当の理由、

「休みが多そうなので」

とか

「プログラマーって、将来的に年収が高くなりそうなので!」

とか平たい理由を教えてほしいんですよね。

 

なんでかというと、結局面接で本音を言わないと、会社の方針や仕事内容と自分のやりたいことに齟齬が出てしまって幸せな仕事人生を送ることができないと思うんですよ。

新卒ならまだ仕方ないと思いますが、何年か働いてきた方であれば、仕事というのは長時間地味なことをするのであって、合わないことって苦痛でしかないってわかっているかと思います。

 

転職活動って大変なので、だんだん面接に合格することが目的になってしまうというのもわかるんですけどね。

本音をオブラートに包んで、面接に合格することが目的になっていると、近い将来離職につながってしまいます。

面接というのはお互いの価値観を語り合って、本当にその人にとってうちの会社の仕事が向いている仕事なのかを双方が真剣に見極める場です。

「どうせそっちもこっちが本当のことを言うとは思ってないでしょ」

というような、人狼をしているような面接は止めてほしいです。

 

さて、弊社の新卒&中途採用ですが、コチラに募集要項があります!

営業&プログラマーの募集をしております。

どちらも、今のところ新卒でも中途でも枠があります!

ご興味があれば、ぜひご応募ください。(o_ _)o))

営業研修をプルデンシャル生命の凄腕支社長にしてもらった → アポイント獲得率が2倍近くになった話

ある時思いました。

「ウチの製品(ODIN リアルタイム配送システム)は素晴らしいけれども、世の中に今まで存在していなかったものなので、何なのかを把握していないお客様が多いのでは?
お客様の課題をちゃんと話し合えてるかな??」

と。
もちろん、うちの営業チームはすごい人達がすでにそろっているのですが、もっと強くなれると感じていました。

そこで、それを相談するのに、やはり営業のプロに相談してみようと思い立って、個人的に知り合いだったプルデンシャル生命の横浜中央支社の田中支社長に相談しました。

田中さん
「え、今、私、そういう講義を大学などでやってるんだよ。」


「えー!!マジすか。」

田中さん
「御社の営業さんにも教えてあげるよ!」

ということで、プルデンシャル生命の田中支社長が直々に弊社の営業チームを指導してくださいました!

これって本当にすごいことで、営業研修っていくらでもあるんですが、教えてくれる人の実力ってどうなの?というのが正直あります。
座学のセミナーなどは今までも営業の皆さんに受けてきてもらってましたが、実際に営業という戦場で生き抜いてきた方に教えてもらうことのはまたとない機会ではないかと思いました。

たとえて言うなら、格闘技を柔道習っていた先輩に習うのか、現役のグリーンベレーの人に習うのか、という違いみたいなものです。(`・ω・´)

田中さんの略歴ですが

・プルデンシャルで支社長11年

・経営学修士MBA

・大学で客員講師として営業学を教えている

・東北大学で産学連携教育イノベーター

でいらっしゃいます!

営業とは、という体系的な話から、実践的な話まで。私もところどころ参加させて頂きましたが、目からローリングサンダーが落ちる思いでしたね(⁠。⁠◕⁠‿⁠◕⁠。⁠)⁠➜

特に刺さったのが

「営業とは価値を交換する仕事をする人」

というお話でした。

なんというか、営業という仕事が
「モノを一方的に売りつけてくる人」
というイメージを持っていらっしゃる方もいると思います。(>_<)

ですが、お客さんにモノやサービスなどの価値を提供し、その対価としてお金を頂く、という価値を交換しているんだなと改めて思い、営業とは大切な仕事だなと実感しました。

何時間も講義していただき、営業チームの皆さん、とても勉強になったということでした。

私から視てもお客様への話し方、営業の姿勢、問題の深堀り、調査などが本当に変わりました。

すでに、アポイント獲得率が28%だったんですが、これがなんと50%になる、という結果が出ています!!

営業の皆さんのプレゼンの仕方、話し方などもすっごい変わりました!

すごくないですか??(`・ω・´)

 

本当にありがとうございました!!

お写真ないですか?って言ったらその場で撮ってくださいました!

また、弊社では現在営業さんも募集しています!

ぜひ、世の中に意味のある価値交換をしたいという方、待ってます!

採用情報はコチラから。

なぜうちの会社はちょっと突飛な求人広告を出すのか

求人広告を新しくしました。

このたびは

「目を輝かせて仕事をしている人がいます」

です。

現役プログラマーのS君に登場して頂きました!ありがとうー!!

目を輝かせて仕事をしている人がいます

この広告に至った経緯なんですが、最初は

「どんな人に来てほしいかわかる&キャッチーで人目をひく」

ってのを考えていて、

「豆から挽いたコーヒーが飲めます」

にしようかなと思ってたんですが、なんかイマイチだなと。どんな人に来てほしいのかもわかりませんしね!(コーヒーが好きな人が来そうではある(笑))

 

で、一方社内に目を転じてみると、プログラマーのS君がすごい楽しそうに仕事をしてたんですよ。

ちょっと前からS君が急にすごい勉強するようになって、中でも「ちょうぜつソフトウェア設計入門」と「クリーンアーキテクチャー」という本がすごく気に入ったそうで、

「このクラスはこれこれこうやっていいですか?やっぱり単一責任原則に基づいて設計していかないとですよね!!」

「なるべくインターフェースをいっぱい作ってテストとかを先に作っていきたいです!!」

「クリーンアーキテクチャーにするためにここはモデルにして、この役割はアプリケーションにして…」

とか言って、猛烈に「よい設計」を目指して仕事をするようになったんですよ。
(ちなみに、写真の手に持っている本にもご注目ください( ˊᵕˋ ))

また、S君は効率化ということにとても興味があって、よく画面構成・機能などについても

「お客さんは30分以上かかってたら赤くなってたらすぐわかって便利じゃないですか?パッと見でわかるし。」

など顧客目線に立ってどんどんアイデア出してくれます。

S君はまさに目を輝かせてパソコンに向かってました。

 

私はそれを見て純粋にメチャクチャ嬉しかったですね!( ˊᵕˋ )

そして、社員さんが健全に仕事を楽しんでやってくれているというのは、すごいことなんじゃないかと思います。

ご本人の資質もあると思います。

が、正直楽しめる仕事って世の中に多いですか?

 

で、ある時

「ん?この状態をそのまま求人広告にしたらいいのでは?」

と思いました。

熱意のある人に来てほしい、という我々の意図も伝わると思いますし!

実は、頭に浮かんでたビジュアル案としては、「推しの子」の星野アイちゃんみたいに目にガッツリと☆を入れたかったんですが。

やっぱり実写だとそれは厳しかったですね

なるべく流行りものを取り入れたいなとは思ってるんで。

ちょっとタイミングがずれてたら、猫ミームになってた可能性はある(笑)

 

さて、今までも突飛な求人広告をよくやってきてたんですけど、どうしてそういうのにするのか、というのは書いておきたいと思います。

①人目を惹きたい

 

大きな会社ではないですから、多くの求人広告がスクロールされていく中で目を止めてもらわないといけません。

キャッチーな写真、キャッチーな一言、は必要だなと思います。

 

②本当にイノベーティブな人に来てほしい

 

これねー、いろんな価値観はもちろんあるとは思いますが、イノベーティブってなんでしょう?

挑戦すること、革新的な何かを作れること、ですが、私は他の多くの人と違う方向に行ける、ということも一つあると思います。

それって実は、すっごい難しいことなんですよ。

 

なので、本当にイノベーティブな人を探したいので、ちょっと突飛な求人広告を出しています。

「うわー、こういうのひくわ…。」

という人にはウチの会社はあわないと思うからです。

大手の会社が、

「イノベーティブ人材を求む!」

とか

「チャレンジできる風土です!」

とか、青空をバックに、若いビジネススーツを来た学生の男女がダッシュしてる、みたいなビジュアルの求人広告ってめっちゃ多いですよね(笑)。

そういうので本当にイノベーティブな人が入ってくるのでしょうか?大手の人事部の方に聞いてみたいです。

 

 


 

というわけで、なんとまだ2023年度卒の新卒を募集していますし、第二新卒・中途も募集中です!

 

今年度も多くの方に応募して頂いております。

ありがとうございます。(>_<)

上述したように、こんな変な求人広告を見て応募してくださっただけで、私としては全員採用したいぐらいですが!

 

ウチの会社が何をやっているかを改めて書いておくと、配送会社さん向けのシステムです。

スマホの位置情報と配送計画が連動しているのが特徴です。

今まで世の中になかったソフトウェアなんですよ。

「会計システム」「帳票システム」「ショッピングカート」など、今まで世の中に存在した製品ではありません。

だから、イノベーティブな人が必要なんです。

新しく何かを作るということは、楽しく、責任があって、失敗も多い仕事です。

 

そして、配送・運送の世界って今大変なんですよ 人手不足やガソリン代高騰のところに2024年問題が来ようとしています。

それをお助けするための仕事です。

 

こんな方↓に来てほしいです。

 

①弊社の理念と目標に共感し、長い視点で仕事ができる

②コミュニケーション能力が高い人
-「何かを察してほしい」というのではなく、自分で発言できる
– 困った時には誰かに相談できる
– 問題を提起できる

③顧客の問題を理解し、顧客の問題を解決したいという情熱のある人
-自分がお客様気分ではない
-顧客・社会の役に立つことを喜びと思える

④責任感の強い人
– 困難にぶつかったらすぐに何かを放り出したり、他人のせいにするのではなく、自分の責任で自分の仕事をできる人
– 挑戦している人を評論したりするのではなく、自分が挑戦することができる人
– 勉強・成長を続けていける

 

要はハートだと思ってます。

プログラミングや営業は、今できなかったとしてもガチで我々が教えます!!(`・ω・´)

当てはまるな、という方はぜひエントリーしてください!

エントリーはコチラをお読みの上、問い合わせフォームからご連絡ください。┌o ペコッ

 

「人月の神話」という本を読みました

有名な本なので、タイトルを知っている人は多いと思います。
私もタイトルは知ってましたが、この度初めて読みました! Amazon: 人月の神話

なんと、1976年に書かれた本だそうです。
いや、時代を超えて語り継がれる名著ってやっぱり違いますね~。

何より驚くのは、ソフトウェア開発、つまりプログラミングというものにまつわる難しさの本質が、この48年前からほとんど変わっていないということです。
つまりは人間が何人か集まって、複雑なものを作ろうとすると発生する問題というのは同じなのかもしれませんね。

私が読もうと思ったきっかけは、弊社も少ない人数で開発していますから、
「いかに少数精鋭でよいソフトウェア製品を作るか」
ということを常に考えています。そんな時に、この本のことをAWSのセミナーで上げてらっしゃる方がいて、この機会に読んでみようと思いました。

下記に私が大事だなと思ったところを上げておきます。

①人月について

人月って言うのは、システム開発業界でよく言われる用語なんですが、「5人のプログラマーが5か月かかって作る」場合、5×5で25人月となります。

・人と月は交換可能ではない
コストは人と月に比例するけども
・人と月が比例するのは、作業者の間でコミュニケーションを図らなくても仕事が分担できる場合だけ
・コミュニケーションの労力は、人数が多いほどかかる。
・特に新しく追加した人は経験者から仕事に対する教育、訓練を受けないといけないので、それに3名が1ヶ月かかるとすると、3人月がもとの見積もりになかった人月がかかる。

→人員を投下しまくったり、後から開発に追加したりしても、なかなか成果が上がらないということです。
単純作業だったら、人を追加したらいいかもしれませんが、システム開発というのはコミュニケーションが大事だからです。
遅れているソフトウェアプロジェクトへの人員追加はさらにプロジェクトを遅らせるだけってよく言いますよね。

②スケジュール組について

ソフトウェア開発のスケジュールは
1/3 計画
1/6 コーディング
1/4 単体テストおよび初期システムテスト
1/4 すべてのコンポーネントを統合して行うシステムテスト
(あれ?この計算合ってます?(笑))

→計画が大事ってことですね!キモに命じます。

③コンセプトについて

少数精鋭チームは10人以内が理想的。
外科手術のチームように行う。
機能などで分担を分けるのではなく、執刀医と副執刀医はプログラムのすべてを把握し、判断する必要がある。

大勢で考えたほうがよいとか、そのほうが民主的とか、そういう問題もある。
が、重要なのはコンセプトの完全性なので、貴族政治の方がよいわけ。
アーキテクトとインプリメンテーションは違うタイプの創造的仕事。

ソフトウェア製品にとって、コンセプトの完全性がとても大事。
コンセプトの完全性は、デザインは一人または互いに意見が同じで共鳴するごく少数の頭脳から、考え出さないといけない。
重要な仕事は、製品を定義すること。

→これもわかる~×100。ですね。
昔、爆笑問題の太田さんがテレビで話していた逸話ですが、太田さんが映画を作ろうと思ったことがあったんですって。
で、映画を作っていると、太田さんは映画を作るのが初めてだから、美術監督は「これをこうしたほうがいい」、
照明さんは「あれをこうしたほうがいい」脚本家からは「こうしなきゃダメ」とか言われて、全員の言うことを聞いていたら、まったく面白くない作品になってしまったんですって。

これ、作品というか何か創造物というのは本当にこの側面があるんですよね。

④コミュニケーションについて

コミュニケーションの欠落が抗争、憎悪、嫉妬につながる。
そのうち内輪喧嘩するよりは一人でいたほうがいいと思い、バラバラになり始める。
マネージャーにとって重要なのは、全員を同じ方向に進ませること。
そして、組織の在り方というのは大事だし、組織にどんな人を追加するのかがとても重要。

→身につまされる話ですね。

⑤工数見積もりについて

プログラムを書く時間は、大体倍の時間かかる。
大体のプログラマーが、勤務時間の2分の1しかプログラムにかけられない。
機械が故障して使えないとか、ミーティングとか書類作成、社内事務、病気、私用など。

→わかる~。実際にそうですよね。

⑥スケジュールについて

1日毎の遅延
昨日はキーパーソンが病気
今日は機械の故障
顧客との緊急ミーティングなど、どんどんスケジュールは遅れていく。
が、3か月の納期とかってなってると、1日ぐらい遅れても、取り戻せるだろうと思っている。

しかし、結局1日の遅れを取り戻すことが難しい。
ハッスルプレイ、一生懸命になること、1日の遅れも取り返すために躍起になるべし。

→ううう その通りだと思います。

⑦ソフトウェアを作るということが、なぜこんなにも難しいのか

表現はプログラミングの本質。
仕様書や文書でコミュニケーションを図る必要がある。

何を構築するのかを決めるのが非常に難しい。
にも関わらず、後から変更するのがこれほど難しいものもない。

→弊社で、最近変えたことがあります。
それは、仕様書をもっと作っていく、ということです。今までは、テスト仕様書はあったんですが、プログラムの仕様書については、作ったり作らなかったりでした。
ソフトウェア製品の仕様書って難しいんですよ。すぐに仕様書が古くなってしまうからです。
コードが仕様書、テストコードが仕様書、という状態は多いと思います。

ただ、どうしてもそれじゃ表せない仕様がある。UMLもシーケンス図も足りないとい思うときが多いです。
図や絵じゃないと表せない仕様ってあるんですよ。
えてしてそういう仕様が複雑かつ大事なんですが、コードもテストコードもUMLもシーケンス図もそれを表すことができない時があります。
で、Outdateな仕様書だとしてもそういう絵や図を含むものが「ないよりマシ」という結論になりました。

また、表現はプログラミングの本質、という言葉にグサッときました。
私がいつも考えていることを一言で言い表してるなと思ったからです。

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この本に出てきた言葉か忘れちゃいましたが、ソフトウェアって不思議なもので、1000人のプログラマーがいる大企業が出している製品よりも、ガレージの二人組の方がいい製品を出している、ということは起こるわけです。
我々もガレージ側なので、得られたことを生かしてがんばらないとな!って改めて思いました。

そして、弊社では現在、新卒・中途のプログラマー・新卒の営業を募集しています!
採用情報はこちら