情報セキュリティーEXPOに行ってまいりました。
いや、すごい人出でしたよ。
他に、データストレージEXPOやRFID展などもあったのですが、多分セキュリティー辺りが一番人が多かったように思います。
これも景気回復のおかげなんでしょうかね?
感想としては、今まで個人情報保護法が施行されれば、「個人情報保護対策」など一色だったり、検疫ソリューションが流行った頃はそればっかりだったりとか流行の目玉がありましたが、今回はそれが無いな、と思いました。
それはいい意味で。
偏りなく、色んなソリューションが見られたので興味深かったです。
また、流行にとらわれない、本当に必要なセキュリティーが出揃ったのかな、と思いました。
もう一つの特徴は、ベンダーの出展が少なく、SI屋さんか販売店さんの出展が多かったことかな。
だから、一つのソリューションでなく、さまざまなソリューションの展示会になったんじゃないかな。
「文書を電子化して暗号化しましょう」
「通信も暗号化しましょう」
「検疫の仕組みがあるRADIUSで接続しましょう」
「暗号化すると普通のゲートウェイじゃ監視できないので、そのためのサーバー入れましょう」
「バイオメトリクス入れましょう」
「外部デバイスの接続を監視しましょう」
「ユーザーの行動をログにとって監視しましょう」
「不正なアプリケーションは排除しましょう」
「やっぱり今流行りはシンクライアントですよ」
「色々認証を入れるんで、シングルサインオン入れましょうよ」
ってことで、・・・選ぶほうは大変だよね(苦笑)。
時々、ムジュンしてる、と思うこともしばしば。
だから、販売店さんやSIさんに任せるってユーザーが多いんだと思うけど、彼らの大半は、ビジネスとして儲かるから、あるいは会社で売ると決まってるから・・・っていう製品を担いでる。
製品の優位性などは、後から理屈をつけてみたり。
それは、もちろんビジネスなので、悪いことではないけれど。
ユーザーは、自分でもある程度理論武装してないとダメなんだろうな、と思います。