この本は、私が好きなYoutuberのまこなり社長が紹介していたので読みました。
結果、読んでよかったです。
どうやったらお客様のためになるのか。
それをいつも考えているはずなのに、日々の業務に追われていると、時々忘れかけてしまいます。
お客様のためになることを考える。それが一番大切なことだと改めて気づかせてくれるのが本書の一番いいところですね。
各論でいいなという気づきは、次の点がありました。
①お客様が製品を試すときに、なんのリスクもないことを強調する。
→弊社も2週間お試し、というのをやってますが、確かにお客様からすると
「ん?何か契約させられるのでは?」
と思ってしまうかもしれませんね。
実際、なんのリスクもないです。これをもっとわかりやすくしないといけないですね。
弊社の販売しているODIN リアルタイム配送システムでは、申し込みなしでお試しができるんですよ。
これは、ビジネス用のソフトとしては非常に珍しいと思います。
他の会社さんは、まずは営業マンと話をしないとお試しができないのです。
私は、私がお客さんだったらまず試してみたい、と思いましたので、すぐに無料お試しができるシステムを用意しています。
競合他社さんがまずは営業マンと話さないとお試しができないようにしている理由もわかります。
まずは、お試しのシステムを作ることが面倒だし費用がかかる。
次に、競合の調査などで使われる可能性が高い、です。
弊社ではこのリスクを取ってます。
②会社の誰もがUSPを語れるようになる
USPというのは端的に言うと「自社の強み」ということです。
USPを統一して発信する、特に営業部のメンバーが、これを全員語れるようにならないといけない、ということでした。
これは間違いなくやったほうがいいですね。(´ω`)
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そのほか、私が印象的だったフレーズは
「レストランを始めるとしたら何がほしい?」
と著者さんが聞いたところ
「いいシェフ」とか「きれいなレストラン」「立地」
と答える人はいたそうですが、
「私はおなかをすかせた人がほしい」
というのが著者の答えだったそうです。
マーケティングの真髄ですよね。
ちょっと日本語訳が読みづらいところもありましたが、おススメです!