「USJを劇的に変えた、たった1つの考え方 成功を引き寄せるマーケティング入門」
という森岡毅さんの本です。
しかし。
以前読んだ「マーケティングとは『組織革命』である」とほぼ内容がかぶっていて、あんまり新しい話はありませんでした…。
マーケティングって本当に大事ですよね。
すごい秘密をお話します。
弊社では、
「配送会社のための『ODIN リアルタイム配送システム』」
と弊社製品を定義しています。
これねー、昔は『誰のための』を定義していなかったんですよ。
「こんな機能がありますから、ほしい人が選んで買ってください。」
というやり方でした。
全然売れていませんでした。
ある日、私はマーケティングということに本気で取り組みました。本を何冊も読んで勉強しました。
そこで言われていたのが
「誰のためのものかを定義しろ!!」
ということでした。
で、
「運送・配送業のための『ODIN リアルタイム配送システム』」(当時はSmart動態管理という名前でした。)
と定義しました。
それまでは、いろんな業界に売っていたので、運送・配送業という業界に絞ることが、最初は怖かったです。
それ以外の業界の人に売れなくなるんじゃないかと思ったんです。
しかし、この定義づけをしてから、売れ出したんです。
お客様にわかりやすかったんです。
そして、開発する側も、開発すべき機能を絞り込むことができました。
なので、マーケティングは勉強する価値があることだと大実感しています。
さて、長くなっちゃいましたが💦、この本で私がこれは覚えておきたいなと思ったことは
①「顧客が本当に喜ぶもの」と「顧客が喜ぶだろうと作り手側が思っているもの」は必ずしも一緒ではない
作る側の間隔は、消費者から最も遠ざかることを意識する
②「技術力」だけじゃダメで「マーケティング力」と両方が必要
③最も重要な経営資源は人
ですね!
で、私は「マーケティングとは『組織革命』である」という本を先に読んでいたので、あまりインパクトを感じなかった部分もありますが、普通に見れば読みやすく、大変勉強になる本です。
マーケティングが仕事の人だけでなく、なにがしかの利益団体にいる人には参考になる情報があるかと思います。
オススメの本です!