負け美女だからテレビに出てほしいといわれた話

2016年のことになるのですが、以前、TBSの番組に出ないかと言われたことがあります。

ちょうど、会社でシリコンバレーに行ってたんですが、その間に会社に電話とFaxが来てたみたいです。

企画書を制作会社の方が会社に送ってくださったんですが、なんとそのタイトルが

「負け美女 50人」
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負け美女。

 

すごいですよね。このたった4文字で、

「昔は美人でチヤホヤされてきただろうけど、今は誰も振り向かない哀れな女」

ということが込められてますよね。

インパクトあるし。

美女って言われてるだけいいのかな???(´ω`)

いや…これは違う…

節子…これはドロップやない~。

 

で、テレビの制作会社さんからのお手紙に

「東大を出て、会社社長で、まだ結婚できてない後藤様は、まさしく負け美女ですので、ぜひテレビに出てください」

って、私がいかに世間から見て負け組かということが書いてありまして、めっちゃ笑いましたね。

「好きか嫌いか言う時間」という番組でしたが、同時に東大卒特集もするので、後藤さんはそっちも同時に収録させてほしいので、逸材ですみたいなことも書いてあったな(笑)

 

まぁ、当時、5年前は私も39歳で結婚してなかったですが、全然、自分が負け組とか思ってなかったんですよね。

結婚しない、ということは自分が選んできたことだったので。

それより、会社をなんとかしようと日々そればっかりでした。

当時は超貧乏という状態は脱出したにせよ、まだまだ経済的に苦しい時だったと思います。

個人の問題であれば、お金の状態なんていうのは減ったり増えたりするものなので、それもそんなに気にしていませんでした。

ただ、社員さんはそういうわけにもいかないでしょうから、社員さんに出す給料や社会保険料とかビルの家賃とか、つまり資金繰りに頭を悩ませる毎日でした。

 

 

それでも、当時は毎日楽しく過ごしてたんですよ。(今も毎日楽しく過ごしてますが)

負けとか、まったくそういう自覚なかったんですよね。

多分、そういうヤツほどやっつけ甲斐があるんでしょうね。

「あなたはノホホンと生きているけど、世間では負け組なのよ!!!
さぁ、今すぐ自分の敗北を認め、後悔し悔し涙を流すがいい!!!」

みたいな感じですかね。

まぁ、そういう娯楽があることは、理解はできます。

それにしても、ネットの海から私をよく探し出したな…。

 

で、

「会社名を出してくれるならテレビに出ていいよ。」

と返事をしたんですが、それは無理ということだったので、別に出るメリット何もないのでテレビさんには出なかったです。

 

なんで5年も前の話を今更したのかというと、先日この話を友達にしたところ、結構ウケがよかったんですよね。

当時これを書いたら、

「結婚できない人が悔しまぎれに言ってる~ m9(^Д^)プギャー」

みたいに言う人もいるだろうなとも思ってました。

そういう結婚至上主義で、結婚しない=結婚できないとしか思えない人には、何を言っても通じないのをよく知ってます(笑)。

 

失敗を若者がめちゃ恐れる時代と言われますが、テレビやSNSなどの影響はあると思うんですよね。

上述のような、失敗した人を取り上げて、こんな風になっちゃいけない、こんな風になったらみんなから哀れに思われて笑われる、みたいなテレビ番組が多かったらそうなっても仕方がないんじゃない。

 

誰かにバカにされるのは、確かに腹の立つことです。

私だってめちゃくちゃ腹が立ちますし、傷つくし、半年は忘れませんね(笑)

 

しかし、人生が終わる時になったら、

「世間の王道を選んで、バカにされずに済んだ人生だったな~」

と満足して死ねるのでしょうか?

私はあんまりそうは思わないですね。

そんなことより、自分がやりたいことやるのが一番だと思います。

去年、旅行先の知床での写真

 

「USJを劇的に変えた、たった1つの考え方」という本を読みました

「USJを劇的に変えた、たった1つの考え方 成功を引き寄せるマーケティング入門」

という森岡毅さんの本です。

しかし。

以前読んだ「マーケティングとは『組織革命』である」とほぼ内容がかぶっていて、あんまり新しい話はありませんでした…。

「マーケティングとは『組織革命』である」という本を読みました

マーケティングって本当に大事ですよね。

 

すごい秘密をお話します。

弊社では、

「配送会社のための『ODIN リアルタイム配送システム』」

と弊社製品を定義しています。

これねー、昔は『誰のための』を定義していなかったんですよ。

「こんな機能がありますから、ほしい人が選んで買ってください。」

というやり方でした。

全然売れていませんでした。

ある日、私はマーケティングということに本気で取り組みました。本を何冊も読んで勉強しました。

そこで言われていたのが

「誰のためのものかを定義しろ!!」

ということでした。

で、

運送・配送業のための『ODIN リアルタイム配送システム』」(当時はSmart動態管理という名前でした。)

と定義しました。

それまでは、いろんな業界に売っていたので、運送・配送業という業界に絞ることが、最初は怖かったです。

それ以外の業界の人に売れなくなるんじゃないかと思ったんです。

しかし、この定義づけをしてから、売れ出したんです。

お客様にわかりやすかったんです。

そして、開発する側も、開発すべき機能を絞り込むことができました。

 

なので、マーケティングは勉強する価値があることだと大実感しています。

 

さて、長くなっちゃいましたが💦、この本で私がこれは覚えておきたいなと思ったことは

①「顧客が本当に喜ぶもの」と「顧客が喜ぶだろうと作り手側が思っているもの」は必ずしも一緒ではない
作る側の間隔は、消費者から最も遠ざかることを意識する

②「技術力」だけじゃダメで「マーケティング力」と両方が必要

③最も重要な経営資源は人

ですね!

 

で、私は「マーケティングとは『組織革命』である」という本を先に読んでいたので、あまりインパクトを感じなかった部分もありますが、普通に見れば読みやすく、大変勉強になる本です。

マーケティングが仕事の人だけでなく、なにがしかの利益団体にいる人には参考になる情報があるかと思います。

オススメの本です!

弊社の社外メンターさんを紹介します

弊社では、福利厚生の一環というか、社員さんの満足度向上のために、キャリアコンサルタントの方に社外メンターになってもらって、半年に一度社員さんの面談を行ってもらっています。

皆さんのキャリアビジョンとか、そういったものをお聞きしたり、相談に乗ったりするのに、社内の人間だけだと力不足なところがありますからね~。

株式会社フェアネスコーポレーションの代表でいらっしゃいます、金子社長にお願いしています。

金子社長

他にも、面接のご支援などを頂いております。

これも、いろいろとズバズバと聞いていただいて、面接とはこうやってやるものなんだな~ といつもすごいな、と思っております。

もう長いもので、かれこれ9年ぐらいはやって頂いているのではないでしょうか?

弊社の社員さんの離職率が低いのも、金子さんのおかげはあるのではないかと思っています。

 

また、私自身のことや、会社のことなど、主に労働環境のことを相談に乗って頂いているのですが、いつも的確な助言を頂いております。

個人的にも尊敬する方です!

お嬢さんと大変仲良しでいらっしゃいます。

 

以上、弊社の社外メンターさんのご紹介でした。

事例紹介 月に10件配送先が増えたお客様

今回は、お客様の事例をご紹介します。

Mundial Foods(ムンディアルフーズ)様

 

代表取締役 リスボア パウロ セザル デ様にお話をお伺いしました。

ムンディアルフーズ様は、食品の配送をされています。

mundialというのは、スペイン語で「世界中」という意味だそうですね!

弊社の、ODIN 配送計画を最初ご利用いただいていました。

ODIN 配送計画のご導入前は、Google Mapを利用して、ルートを担当の方が決められていたそうです。

こういう会社さん、多いと思います。

これって、実際自分でやってみると、とっても大変な作業なんですよね。私も、何度か自分でやったことがあります。

そこで、ODIN 配送計画を導入いただきましたら、ルートの見直しができたので、なんと月に10件も配送先が増えたそうです。

近距離配送だったら、

「月に10件増えたところで大したことないじゃん」

と思われるかもしれませんが、ムンディアルフーズ様は、静岡から、千葉、山梨など、かなりの距離を走行されるので、それが月に10件というのは、かなり大きな変化だと思います。

お客様のビジネスに目に見えて貢献できるのは、私どもとしても大変うれしいかぎりです。( ˊᵕˋ )

 

さらにうれしいことに、最初は「ODIN 配送計画」をご利用いただいていたのですが、利便性を気に入っていただいたことと、配送計画と合わせてドライバーさんの進捗を確認したい、ということで、そういったことができる上位製品の「ODIN PREMIUM」に切り替えを頂いたことですね!

ムンディアルフーズ様の詳しい導入事例はこちらに掲載しています。

導入事例 Mundial Foods(ムンディアルフーズ)様

 

よろしければ、ご覧ください。m(_ _)m

ODINのプロモーション動画ができました

Twitterでは先日投稿したんですが、ODIN(オーディーン) リアルタイム配送システムの紹介動画ができました!!

 

実際のお客様の事例を交えながら、
「ODIN リアルタイム配送システムってどんなシステムなの?」
という疑問に答えるために作った動画です。( ˊᵕˋ )

 

今回は大枚をはたき(笑)プロの制作会社さんに作っていただきました。

 

最初は、大企業の製品みたいな感じの静かでホワホワーとした、

 

「なんかよくわからない横文字がいっぱいならんでいて、なんかよくわからんがすごそう!」

 

という、よくあるIT製品っぽい動画をご提案頂いたんですが、そういう感じには絶対したくなかったんですよね(笑)

 

参考にしてほしいのは、ダイエット製品のYoutube広告みたいな感じにしてほしい、と頼みました。
ああいうのって、ストーリーになっていて、わかりやすいですよね。
弊社の、半年前ぐらいに公開したODIN 配送計画のビデオもそういうコンセプトで作ってるんですけど。

 

なんと、出演している二人は弊社のプログラマーさんなんです。(ドライバーさんは、何年か前に卒業した学生さんです。)

 

いや、こういうの本当にありがたいですよね。
自分が作っているものを宣伝するというのは、製品によっぽど自信がないとできませんからね。(`・ω・´)

 

スーパーで野菜とか売ってるじゃないですか。あれに、よく作った人の顔写真とかイラストとか、フルネームがついてますよね。

あれって、結構やる側からしたら怖いものなんですよ。
クレームとかくる可能性ありますからね。

回避するためには、自分が一生懸命やるしかないからです。
結果、クォリティが上がってくるわけです。

なので、あれはマーケティング的に絶大な効果があるからやっているわけなんですよね。

私が好きなシーンはこのシーンですね。

新人運行管理者の青木君が、

「ベテラン配車マンの山田さんが辞めちゃうので…」

と次の日から配送計画を作る仕事を命じられるシーンです。

新人運行管理者の青木君

出演してくれた、K君がなかなかの演技派で(笑)
ポカーンとした感じがよいですね( ˊᵕˋ )
また、最後の
「コスト削減・利益アップ!」
というシーンは、さすが制作会社さんがプロで、非常にいい感じになっていて、感動で思わず涙が出ました(ノω・、) ウゥ・・・
ぜひ、ご覧ください。