転職者の市場価値ってなんなのか

以前、下記のブログで

成長が目的なのはよくないけど、かといって成長しないのもよくない

って「転職者の市場価値はなんなのか」ということを別の機会に書きますって言ってたので、書きます!

これを思った発端としては、最近は

「圧倒的成長」

とか

「自分の市場価値を上げる」

とかってよく言われる言葉だと思うんですけど、そのゴールって誰かが定義したのだろうか?って思うんですよね。

それって

・コミュニケーション能力が高い人?

・英語が話せる人?

・課題を見つけて取り組める人?

・MBAを取得した人?

・エンジニアでスキルがすごい人?

とかが結構もやっとしたイメージなんじゃないでしょうか。

 

人によって定義が違うし、難しい話だとは思うんですが。

私は、自分が採用を決める立場なので、私が思うことを書いておきますね。

私がどんな人を採用したいかというと、上記のようなスキルはまったく関係なく、

「最終的に会社の利益に貢献してくれる人」

 

が採用したいです。

で、転職者に関しては

「転職者についてはその実績がある人」

 

ですよね。

なので、

「こんなお仕事してましたー。こんな結果が出せましたー。」

が語れる人ならいいと思います。

学生さんとか、会社で働いたことない人だと

「え?!そんなん会社で働いてるなら、日々やってることなんじゃないの?社会人ってみんな語れるんじゃないの?」

と思うと思います。

これが、語れない人が結構多いんですよ。

私自身も最初の会社では、「営業」という部署にはいましたが、実際はプロジェクトマネージャーみたいなもんで、業者さんや自社内の部署の工程管理だとか、受発注の管理をしたり、膨大な量の契約書をExcelで作るという非効率な仕事をしていて、

「こんなん自分じゃなくてもできるよな…。ただの歯車だよな…」

と思ってました。

特に外資系なので、日本の一社員なんて本当に末端の末端の歯車でしかなく、何かを意見してもまったく無駄でしたし、そもそも意見などしても無駄なので、誰も意見しなかったと思います。

その時の自分だったら、

「自分がどのように会社の利益に貢献できているか」

なんて語れなかったと思います。

二社目の会社では、営業をしていましたが、そっちでは語れるようになりました。

 

「自分がどのように会社の利益に貢献できているか」

それが語れるようになったら市場価値が高いんだと思います。(私的には)

中身のあることが言えないとダメですよ~。ただの仕組みに乗っかってるだけでは、正直どうかと。

難しいことだとは思うんですけどね。

周りの人も巻き込んで何かができないと、多分達成できないので、コミュニケーションスキルはある程度必要そうです。

口先がいいってことがコミュニケーションスキルじゃないと思うんですよね。口が下手でも、熱意とか姿勢で、周りを巻き込める人っているじゃないですか。

結局は、目の前の仕事に打ち込んでいるかどうかは重要そうですね。

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