成長が目的なのはよくないけど、かといって成長しないのもよくない

最近私、「まこなり社長」という方の動画を、朝の隙間時間や晩御飯作るかたわら見てます。

音声で全部しゃべってくれるので、見てなくていいので、料理しながら流しておくのにいいんですよね~。

無料なのに本当に勉強になります、まこなりさん、ありがとうございます!!┌o ペコッ

考え方には同意できる部分もあり、同意できない部分もあります。(当たり前だ)

採用・仕事のスタンス・転職などに対する考え方は、私の考え方に似てるところがあります。

うまく言ってくれてるなーと思うのが、下記の動画です。

 

仕事というフィールドで、成長ばかりを追い求めても、幸せにはならない、という点ですね。

そうなんですよ。

私も、仕事というのは他者貢献であると考えています。

その対価でお金を頂くのが大体のビジネスですから、他者貢献が楽しくないと、大体の仕事というのは楽しくないんですよね。

しかし、5.6年ぐらい前からですかね?

圧倒的成長

 

とか

のびしろ

 

とかいう言葉を非常によく聞くようになりました。

新卒の方が、会社を選ぶ際や、転職者が転職先を選ぶポイントとして、です。

「市場価値を上げる」

「会社にしがみつかない自分になる」

というのが、その理由としてよく聞くフレーズですね。

 

しかし、私は成長することは手段であって、目的じゃないのでは…と思っています。

とはいえ、プログラマー、エンジニアという職種は、じゃあ入社した時からスキルが伸びなくていいのか、というとそうではありません。

勉強しつづけないと、取り残されますし、スキルが低いエンジニアという立場に甘んじなくてはいけなくなってしまいます…。

それでも、

「成長が目的」

という方は、弊社では採用しません…。手段と目的が逆と考えるからです。

「成長が目的」という方は、実際、仕事ができない場合が多いです。(残念ですが…)

自分のやりたいこと、今までやってないことをやりたいという気持ちが強いので、お客さんが使いづらいものを作ってしまったり、ノウハウのないことをやってバグばっかり作ってしまったり…。

 

ドラゴンボールにたとえてみると、悟空的な成長ができるといいですね。

地球を滅ぼそうという皆さんから、地球を守るけれども、そのために強くならなきゃいけないので、強くなるために努力する。

また、その強くなることを楽しめる。

ベジータはその辺、彼が強くなることが目的で、地球を守ることはついでにやってるだけ、みたいな感じですね。

ベジータが頼れるかというと、そうではありません。

目的が、自分たちを守ってくれることじゃないからです…。

架空の話にたとえるのはあまりよくないですが、本当の人にたとえるのも角がたつので、架空の話で例えました…。

 

「いや、でも『市場価値を上げたいし』『会社にしがみつかない自分になりたい』んだよ!」

と言われるかもしれません。

市場価値ってなんでしょうね…?

あなたは、なんだと思います…?

これについても、私的には一つの考えがありますので、別の機会に書きたいと思います。