自社の業務システムのためにシステム開発を発注する時代はもう終わった

以前、とある会社さんとお話してたんですけどね。

その会社さんで、何千万円とかけてある業務システムを作ったんですって。

しかし、結局希望に合うようなシステムをうまく開発できなかったそうです。

また、ある会社では、工場勤務の方が趣味でプログラミングをしているので、その方が社内システムを作って、拡張できずに困っているそうです。

 

こういう話は、本当にあるあるですよね。(´・ω・)

システムというのは、時間とお金をかけたからできるわけでもないんですよね。

弊社もシステムの受託開発を長くやっていたからわかりますが、発注元さんの能力と求めるもの、こちらが提供するものがあっていないとうまくいかないもので、成功率はかなり低いのです。

 

かつ、作って終わりではなく、現在のITを取り巻く環境は、目まぐるしく変わりますから、メンテナンスにもお金がとってもかかるのです。

 

自分が布と糸を買ってきて、ミシンで服を作ったとしても、ユニクロで3,000円で売っているものにデザインやクオリティがかなわない、なおかつ面倒で時間がかかるというのに似ています。

昔はシステムの世界にユニクロのようなものはありませんでしたが、今はどんどん出てきています。

 

というわけで、これからは業務にパッケージをいかに活用していくかが必要になるわけです。

パッケージを開発しているメーカーはそのパッケージの向上に心血と人手を注いでいるのです。

システムがうまく作れない原因の一つに、システムにかかわる問題というのは、長く関わらないとわからない、というのがあります。

受託開発企業は、パッケージの専業ソフトメーカーと同じノウハウは持ってないのです。

 

弊社のSmart動態管理も、

「同じようなシステムを〇億円もかけて作っちゃったんですよ。今更こんなシステムが月額950円で使えますって言ったら担当者がクビですよ。」

って言われたことがあります。

 

ホリエモン氏も昔同じようなことを言ってましたね。

ホリエモンが日本企業のムダを暴く「“業務にシステムを合わせる”せいで何億円も消費している」

というわけで、

「システムを外注しよう!」

と思ったら、ほんのちょっと、既存のパッケージで代用できないか考えてみてください。

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