私が紹介するまでもない、有名な名著ですが!!
デール・カーネギー 「道は開ける」
悩んだことのない人っていないですよね?!
小学生だって、大学生だって、大人も高齢者も若者も悩んでると思います。
どうそれに付き合うか??
人生の、大きな問題ですよね。
結局のところ、何が起ころうとも
「要は気の持ちよう」
というのが真実だと思います。
貧乏になっても、村八分になっても、誰かに何かを言われても、自分の心の中が幸せであれば、それでいいわけです。
もちろん、例えば親が亡くなったときとか、明らかに悲しみレベルが高いときとかに、そんなこと言われたらむかつきますので、状況にもよりますが。
・人生は、「今」という時間の連続なんだから、明日のことを悩んでもしょうがない
・悩んでることを書き出す → できることを書き出す → 何をするか決めて実行する
・他人の幸せに思いをはせる
・祈りが精神的安定をもたらす(私についていえば、無宗教ですが)
・失敗もするが気にしない 大体の人が失敗する
などが、私が覚えておこう!と思った点です。
私は悲しいことがあったとき、どうするかというと、それはごまかしてもいけないと思うんですよ。
体が傷つけば痛いように、心が傷つけば、悲しくなる。
悩んでることに、正面から向き合うのが、一番いい気がします。
そして、傷も早く治ったほうがいいように、悲しみも早く去ったほうがいいですよね。
悩み、悲しむ時間を少しでも少なくしてくれる、それがこの本のよいところです。
あと、私はなるべく人に話すようにしてます。
自分のことをよく知ってくれてるとか、その状況を理解してくれている人、がいいんじゃないですかね。
人生にいろんな苦難があると思いますが、後々考えると、あの時あの苦労があってよかったな、って思ったりします。
他人の痛みとかわかんないですよね。
苦労は買ってでもしろ、というのはよく言ったもんです。
だから、世間ではやたらと女性誌なんかで
「愛されるハッピーオーラの持ち主」
とかって見出しが並んでいて、SNSなどでも
「幸せ!幸せ!幸せよう!ドヤァ!」
という時代ですが、
「幸せじゃない状態も受け入れる」
ってことも重要かと思います。
誰にだって苦難は訪れるし、人生は思い通りにはならない。
しかし、自分の人生は自分のものでしかないし、一回しかないので、誰かと比べるのが一番くだらないことだと感じます。
それにしても、今アドラーって流行ってるじゃないですか。
ここには書きませんが、アドラーがこの本の中で出てきますが、アドラーが「うつ病」のことに言及している下りは、なかなか過激で波紋を呼びそうだぜ…という感じでした。
「人を動かす」
はビジネス本として有名なので、以前読んだことがありましたが、こっちの「道は開ける」ももっと早く出会いたかった。
それぐらい、いい本です。
デール・カーネギーさんに感謝感謝です。(⌒∇⌒)