泣いて馬謖を斬る

今日の日本経済新聞に、「泣いて馬謖を斬る」という話が載ってました。

三国志大好きっこの私は、時々

「泣いて馬謖を斬る」

のフレーズが頭をよぎることがあります。

規律を乱した、会社の規則に違反した部下をどうするか・・・ 部下がいる方には共通の悩みだと思われます。

 

さて、細かいエピソードはさておき、ちょいと調べてみると、知らなかったことがありました。

普通の話で言えば、

「蜀(蜀漢)の武将・馬謖が、街亭の戦い諸葛亮の指示に背いて敗戦を招いた。この責任をとり馬謖は処刑されることになるが、愛弟子の馬謖の処刑に踏み切るにあたり諸葛亮は涙を流した。」

だと思いますが、一方で演義では

「諸葛亮は劉備に「馬謖を重く用いてはならない」という言葉を遺されていたにも拘らず、その言葉を守らなかった自分の不明を嘆き、泣いたとされている。」

なんだそうですねー。

後半の話も、リアルなビジネスの現場であるあるなことだと思います。

 

三国志を知っている人が、最近身の回りに少なくなってきました(つД`)

しかし、三国志を読むと、

「時が流れても人間の本質とは何も変わらないんだなぁ~」「歴史とはひたすら繰り返すんだなぁ~」

というのが非常にわかります。難しい話だと勘違いしている人も多いですが、全然そんなことはないよ~!!

私がオススメなのは上記の吉川英治のですが、これが表紙が萌え萌えの中華美少女だったり、甲冑を着たイケメン3人とかにすれば、三国志がもっと売れるんだろうか。

やっぱりネックはひげかな。ひげなくせばいいんじゃないだろうか。

…。

ひまな人はぜひ三国志読んでください。