ビジネス書をいくら読んでも実践しないと意味がない

野球の練習であれば、野球がうまい人の

「こうすれば野球がうまくなる」

という本だけを読んでも、素振りをしなければ野球がうまくならないことは誰でもわかる。

しかし、ことビジネスになると、ビジネス書だけを読んでビジネスができるようになるように錯覚する人が多いのはなぜだろう。

いくらマッキンゼーのコンサルタントが書いた本を読んだり、ランキングに入ったビジネス書を読んだり、ビジネスのスキルがあがるまとめサイトを読んでFBでシェアしまくっていても、それを実践しなければ、それはエンタメ小説を読んでいるのと同じだと思う。

そういう人のいいわけは大体同じ。

「今のポジションじゃ権限がないから」「今の会社じゃそういうことをやらせてくれないから」「転職すればできる」
「まわりがバカばっかだから、俺のいうことをわかってくれない」

なぜ、今自分のおかれた立場で、できることがないかとか、ベストを尽くさないのかなぁ?

練習もやらないのに、来るべき時が来れば、思い描いたようにスマートに行動できるとなぜ思うんだろう?

素振りをしないのに、

「試合に出ればホームランが打てる」

と思っているのと同じだ…。

 

ふと思ったことなので、書きとめておきました。