仕事とかにまったく関係ないんですけどね、ふと気付いたことがあります。
「○○さんに妬まれているから嫌がらせをされる」
「上司に妬まれているから仕事で評価されない」
みたいな話はよく聞きますね。女性に多いかと言えば、そうでもなく男性でもよくある話です。
Yahoo知恵袋とか発言小町系でもよくそういう話を耳にしますよね。
で、気付いたことは、それって被害者の側が言ってる話は聞くけど、加害者の側の話は聞かないなーと。
加害者は加害者だから言わないのか?というとそうでもなくって、人間って意外と自分が加害者になったことは自慢したがるものですから
「○○が生意気だから○○したった」
「○○がマジむかつくから○○したった」
と言う話はよく聞きます。
で、私思うに、被害者の側は
「私の家が○○さんのところより大きいから」
「私は○○さんと違って旦那の収入が多いから」
「俺の方が仕事ができるから」
とか言うんだけど、大体はそんなことが原因ではないんだよね。
だって、その人より家が大きい人も、旦那の収入が多い人も、彼氏彼女がいる人もおそらく世の中にはいっぱいいるのに、嫌われているのは被害者さんだけ、というのは理屈がおかしいですよね。
その人が、純粋に嫌われている、過去にデリカシーのないことをした、が正解かな、と。
ただ、その自称被害者がその対立を受け入れられず、自分を加害者とは違う高みにいるように勘違いしているのが
「私・僕 が妬まれている」
の本質ではないでしょうか。
妬みという感情はもちろんあるけれども、それがそんなに積極的に負のアクションを起こすほどの強さはないんじゃないかと。
マンガや映画ではよくありますが。
だってマンガや映画の主人公は清廉潔白、公明正大、とってもいいやつなので、「妬まれる」ぐらいしか負の感情を持たれるきっかけがないもんね。
昔、小学校の同級生が学校で上履きを隠されて
「みんなが僕を妬む!」
と言って泣き出したことがありました。
それもさ、本当はその子が何かにつけ「僕の家 お金持ち」と言ってうざがられていたのが本当なんだよね…。
もちろん、上履きを隠すとか、いじめとかはいけないことだと思います。