iPhone VS Android セキュリティ面から考えてみる

さてさて、以前

iPhoneなのかAndroidなのか、それが問題だ!

という記事でも書いた通り、AndroidとiPhoneの対決に非常に興味があります。

本日
マカフィー、Android搭載端末向けセキュリティソフト–ソフトバンク向けに
という記事を読みました。

「おおっ」
と思いました。

というのは、最近セキュリティソフト関連の会社さんとよく情報交換することがあり、こういう話を何社さんから聞いたんですよね。
(前職がまさにウィルス対策ソフトの会社でしたんで)

「iPhoneだとアップルストア経由でしかソフトを配布できない。
アップルストアで掲載するために、ソースコードを全部Appleに開示する必要がある。
だから本格的なセキュリティソフトをiPhoneに提供することができない。」

というものです。

セキュリティソフトはその技術が命。
どのように動作しているか、が漏れたら、その隙を突かれてセキュリティの意味がなくなってしまいます。
だから他社にソースコードを開示することができない、と。

そりゃそうですね。
ちょっと前に中国市場でこういう話ありましたね。

もちろん、違う側面から見れば、
「アップルストアでおかしなソフトがないようにちゃんと判断しているので、安全。」
という説もあります。

また、セキュリティソフト各社もiPhone向けに何らかの対応は打つかもしれない、とのこと。

ちなみに、iPhoneでもすでにセキュリティソフトいくつかありますが、「診断」だけしてくれる、とかであまり本格的なものはないようですね。

オープンな市場が勝つのか、クローズな市場が勝つのか。
セキュリティ面ではどうなりますでしょうか。