まぁ、
「お前はもう30だろ!」
という突っ込みはさておき( ・∀・)
最近暇つぶしで読んだビジネスマナーの本で、まぁタイトルは伏せておきますが、内容もありきたりでしたが、やたら
「最近の若いものはなっていない」
みたいなことが書いてあって不快な気持になりました。
言うには
「ニートやフリーターなんてけしからん!ありえない!若いもんはダメだ」
みたいな話だったんですが。
で、私は年をとっても、絶対
「最近の若いもんは」
って言わないようにしよう。と思ったわけです。
だって、客観的に見ても、年配の人の方が若い人よりすぐれてるって、一概に言えないですもん。
ダメな人は、若い人でも年をとっている人でもいるし、いい人も若くっても年をとってもいる。
つまり、個人差だな~、って思うんです。
なんというか、そういうのは
「男(女)だからダメ」
などと一緒で、自分の所属しているカテゴリを持ち上げることで優越感を感じてるんじゃないかなって。
ところで、先ほど個人差、と言いましたがもちろん時代の差はありますよね。
例えばニートやフリーターって私と同じ世代の人が多いと思いますが、なんでそうなってしまったか。
就職するのが、ものすごく難しかったんですよね。
この世代は。
私も50社ぐらいに履歴書を送り、20社ぐらいに面接に行き、でも最終面接まで残ったのは2社で、内定くれたのは1社でした。
就職活動当時、池袋の東口の交差点を見下ろす喫茶店で、ぼーっと人通りを見つめながら、道行くサラリーマンの人を見て
「ああ、いいなあ。あの人は会社に入ってて。なんで私は入れないんだろう…。」
とつぶやいたもんです。(心の中で)
そういうことも考慮せず、
「働かないのはいかん」
とか一言で片づけるのはいかがなものかと。
有名な話かとは思うんですが、紀元前のエジプトの古文書(だっけ)にも、
「最近の若いもんはけしからん」
って話が書いてあるらしいですねw
結局、いつの時代でも言ってるのかなって。そう思います。